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2005年10月31日
悪戯するのは大好きさ

◆ハロウィン・ジャパン・インフォ※ハロウィン情報専門サイト
Trick or Treat!(お菓子くれなきゃ悪さするぞ!)って子供にだけ許される脅迫行為ですよね。つくづく。・・・いや、何もないですけどw
[関連記事]※日本と海外の文化の違いとゆーか何とゆーか。
・仮装450人が3両占拠 JR大阪環状線 (yahoo!)
・首吊り自殺した女性、ハロウィン装飾と間違えられて数時間放置 (AZOZ)
10/31といえば最近ディズニーの影響もあってかハロウィンが定番になりつつありますね。今日はgoogleロゴもその仕様に。
あと私にとっては10年来の友人の誕生日でもあります。
妹の誕生日を覚えてなくて、泣いて怒られる私でも覚え易い条件が揃ってて有難いです。毎日こっそり見てくれてるらしいので、ここでお祝い申し上げときます。
そんな訳で上のイラスト設定が意味不明なのですね。
追)色々ブログを巡ってたら、日本でも七夕に「ろうそく出さなきゃ引っ掻く」という意図が不明確なw 催しをする地域があるとか。へぇ〜、です。確か愛媛県に住んでたちっちゃい頃、「子供会」で提灯行列した時はしなかったような・・・。
ちなみに、今日の夜食はかぼちゃパスタです。明日の朝は残りで味噌汁。ンまあーい!です。
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投稿者 UT : 19:01
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2005年10月30日
交響詩篇エウレカセブン 第28話

おやすみ、ママ。さよなら、ママ。
一応今回で評価はプラマイゼロなので、次週からしっかり書きますw
・予告編ギャラリー(MBS)
・Showtime(前週分まで一話のみ無料動画配信)
・感想用テンプレ
■メメントモリ■
まずまず。前回は佐藤大脚本によるトーンチェンジや構成面で「失敗」を感じたが、今回はそれを野村脚本で上手くカバーして貰った印象。
どんなに「挑戦」であったとしても、キャラクターの行く末をきちんと描かない作品は愛せないし、そんな意味でレイの死は些か劇的ではあったけれど、レントンや視聴者の心にはいくばくかのものを残せた様に思える。
やはり佐藤大は「ビバップ」や「サムライ・チャンプルー」みたく、ゲストとしてトリッキーな脚本を書く方が個性を活かせるのかもしれない。
雰囲気、リズム感のある会話や音楽知識などを特化した構成は抜群だが、日常的な「人間描写」などは不得手なのだろう。
有名監督のテクニックは完全に模倣出来るがオリジナル感には乏しい京田監督と共に、今作の弱点になりつつあるのが不安要素かも。
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とはいえ、レイが不妊になりアドロックが消えたセブンスウェルとは(恐らく)異なる「光」の存在や、ロボットアニメの定番「主役機交替(Spec 2)」を、前々回から強調されている「LFOアーキタイプ」の成長というカタチで提示した部分は興味深かったけれど。
ちなみに「光」による不妊が本当だとして、それは「悪」では無い気がする。寧ろ妊娠を必要としない「進化」なのかもしれない。つまりレイは「光」により遺伝子組み換えを起こされ、コーラリアン的な肉体を得てしまったのではないか。コーラリアンには性別という概念が存在していなさそうだし。
無論「人間の常識」で生きるレイにとっては悲劇でしか無かったのだろうが・・・。
レントンの成長を描いた前シーズンの次は、いよいよエウレカの存在と彼女が辿る過酷な運命が描かれそう。
自分が「普通の人間」では無い事でレントンに拒絶される恐れ。
チャールズの死を伝え聞き、モーリスはじめ、自我の育ち始めた子供達から「戦争」や「家族や友人を殺した事実」の責任を追求される怖れ、などをどう乗り越えていくのかを期待。
・交響詩篇エウレカセブン 第27話
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投稿者 UT : 22:04
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2005年10月29日
BLOOD+ 第4話

「アブない少年」というより「少年がアブない目にあった」お話。
段々この作品においての「吸血鬼」の定義が明らかに。
・予告編ライブラリー (MBS)
・AII※本編無料視聴可。
■アブない少年■
「ハガレン」「種」「エウレカ」と、竹田青(旧漢字)磁Pは「戦争」と「個人の無力」を変奏するのがこだわりの模様。
ホールドオープンした銃を手に、無力感に苛まれるカイの描写などは「またか」と思わされるが、ここで湿気っぽくやり過ぎないところが藤咲監督のセンスだなー、と安心。
いい加減ジメジメウジウジな若者は飽きたしw
それより今回はタイトルからカイがクローズアップされるのかと思いきや、弟のリクが小夜と同じ「超感覚」を有している事に驚愕。「アブ」がカタカナなのはリクが「異種(アブノーマル)」とかそういう意味?と邪推してしまった。
彼も純血なのか、輸血などで小夜の血を得たのかは不明だけれど、それ程意外に感じなかったのは、リクが香里の家に泊まるシーンで彼女の母が異様に彼を気に入っている、という描写があった所為だろう。
以前の感想で、香里が小夜に同性愛的な態度を取るのは吸血鬼の「邪眼」や「チャーム」の力に幻惑されているからでは、と書いたが、何気にリクも同様の力を知らず知らずの内に発揮しているのかもしれない。
こうなると自ずとカイはどうなのか、と思わずにいられないが、前回カイ、リクも養子である事が判明し、カイに同様の兆候が無いところを見ると、この二人の血の繋がりは無さそう。当然彼らの養子になる経緯を知りたくなるが、ジョージが攫われて真相が不明になるところが上手い構成だ。
あと、これまた竹田Pの癖として「相互理解」や「共生」などを打ち出してきそうなので、作劇上カイは「普通の人間」であるのが望ましいだろう。
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設定面では、ようやく「翼手」の名に相応しい変身が出て来たし(皮膜の透過具合がいい)、吸血鬼と云えば矢張り、という感じの「下僕」、「頸動脈への口づけ」なども描かれてきたのが個人的には嬉しい。
あとは、街中で超聴覚を発揮した小夜が月を見上げたシーンから、恐らく、これまた吸血鬼の定番である「月齢による力の変動」を表現しているのだろうが、今まで彼女やリクに力の発現が無かった理由の説明も期待したい。
今後、満月になるとフルパワー、月食で弱体化なども出て来るかもしれない。
OPでタイトルロゴをウイルス増殖の如く形成する演出に象徴される様に、「感染」や「突然変異」など吸血鬼を遺伝子やウイルス観点で定義していくのも愉しみ。
昔から、何故吸血鬼やゾンビの被害者も同じ存在になっていくのか、の答えのひとつとして持ち出される定説なので、きっちり一年かけて科学的に証明していって欲しいところ。
・BLOOD+ 第3話
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投稿者 UT : 23:59
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2005年10月28日
今日のIT
◆現代版「バベルの塔」も完成間近?--新種の同時翻訳技術が登場 (CNET Japan)
とりあえず洋画を字幕無しで観たい。とにかく観たい。顔に無線チップを埋め込んでも観たい。
ちなみに日本人なら「バベルの塔」より「ほんやくコンニャク」の方がしっくり来るかと。
◆グーグルが電卓機能を強化--人生、宇宙、すべての答えは? (CNET Japan)
それは「42」なのだ。理由はこちらの一番下を参照のこと(単位名称とかgoogleの語源なども興味深い)。
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ほんでもって「機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者- 」をゲット。
上映時は「比較モード」だったから台詞の違和感(突入時のアムロとか)が気になったけど、今回は落ち着いて鑑賞出来た所為か問題無し。新作部分は「母さんが小鳥のように」と「本人前にしてのシャアバカ談義」が印象的。
逆に戦闘シーンは、クオリティは凄いけど旧作のブラッシュアップなので初見程の驚愕は薄かった。まあここは大画面でないと・・・。
そして公開時、富野監督が「ここがお気に入り」と語っていた、ラストのフォウが足をクイッと上げる描写はGacktの曲と調和した、「期待感」を煽る流石の「引き」になってて改めてトリハダ。
例の音響監督の仕事も5.1chで聴くと整合感高いし、つくづく「恋人たち」の「フォウ事件」はマイナス。
まあ「最悪」だと思って観に行くと、意外に救われるのかも・・・。
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投稿者 UT : 19:05
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2005年10月27日
相棒-season 4- 第3話

結婚式直前に殺害された新郎。果たして犯人は残された花嫁なのか?
1〜2話が演劇的だったので、通常テイストに戻った感のある回。
■黒衣の花嫁■
全体的に何か中途半端というか消化不良だった印象。
芹沢くんの苦悩や7年前の伏線が唐突で描写不足だし、花嫁・瑞希が全てを懺悔したくなる程の「聖女」と納得出来るシーンが少ない、などが目についた。だって「聖女聖女」云ってんの薫ちゃんだけだしw
冒頭からムダ無くスピーディに話を転がしてもそう感じたんだから、前・後編で膨らました方が良かった気がする。
芹沢くんも「時代が来た」割に、役に立ってないし。まあ、今も昔も利用されっぷりが「らしい」けれど。
ただ、ラストで「ひょっとしたら自分もあちら側に・・・」と漏らすところは、彼が「普通の、どこにでもいるタイプ」だからこそ心に響く言葉だった。
特命コンビや伊丹さん達みたく「強固な意思」を持つキャラだと成立しないし、この辺が成る程と思える見事なキャスティング。
それにしても、特命係に来るのに難色を示す芹沢くんの反応に、「自分が嫌なのかも」と浮かばないところが薫ちゃんらしい。
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今回印象深かったのが「聖女なんていない」という固定観念。
どうしても長じると良くも悪くも「世慣れて来る」所為か、「自分がそうじゃないから他人もそうなんだ」と思いたくなるもの。自分に都合の良い人間でいて欲しい心理が働いてしまうのが哀しいというか、巧妙というか。
犯人達の中に心理学者とかいて、そこを利用した、なんてのも良かったかも。でもそれだと前回と被るか。
ただ先述した通り、瑞希の人柄描写は少なかったけれど、右京さんが「ウェ」と「ウエ」を確かめる為に渡したケータイを、彼女が「両手」で右京さんに返していたシーンは「育ちの良さ」みたいなものを表現出来ていたと思う。
「全員犯人」というオチは、「オリエント急行殺人事件」を想起したものの、あれは「復讐」だったの対し、今回は単なる「保身」なのが根本的に違う箇所。
彼らが身体に障害を負った老人の視線から一斉に目をそらすシーンには、そういう醜さが表れていて、すぐさま「自首します!」と云ってのける精神に何の反省も感じられない。
確か、自首は犯人確定や指名手配以外では成り立つらしいけれど、何ともやり切れない結末。
果たして「聖女」瑞希は彼らをも許せるのだろうか。
でも、その後、伊丹さんらが「謝るのも仕事」と潔く云い切るところに救われるというか、「聖女なんていない」と決めつけた彼らがそう語るからこそ、人間の「善」の可能性が滲み出たエンディングになるのが流石「相棒」。
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小ネタでは、鑑識の米沢さんが嫁に逃げられた話が再び出て来たり、伊丹さんが「バチェラーズパーティだよ!」と妙に得意げに語るところで「シーズン1のリサ先生」に教えて貰ったのかな?とか想起してファン的に愉しかった。
美和子と薫の「距離感」もいきなり縮まった感じじゃないところも自然だし、右京さんの定番になりつつある、頬プルプルの激昂も堪能出来たし。
古沢脚本みたいな演劇チックな話と共に、こういうローテーションでまた幅が広がるんだなー、と再び満足。
ちなみに「ウェ」と「ウエ」ですが、私は「ウェ」派。ついでにゆーと「V」のカタカナ表記にこだわるタイプかなー。「アクティブ」を「アクティヴ」って打つとか。でもスター・ウォーズのアレは「ライト・セイバー」って書くけどw
次回は猟奇殺人の「前・後篇」もの。山崎一さんの再登場も愉しみ。
・相棒-season 4- 第2話
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投稿者 UT : 17:56
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今日のネタ
◆リアル空条承太郎 (秒刊画像ナビゲータ)
てめー、今なんつったッ?オレのアタマが帽子みてぇだとォッ!?
◆エスカップ CMソング替え歌大募集 (エスエス製薬)
出オチ? 優秀作品の「新妻」という設定が何か哀しい。銀婚だっていいじゃない。
◆HOTEIベストから「あの曲」のリフを先行試聴!
このイントロの口マネは得意中の得意です。・・・チキッカッコッ、チキッ、カッカッ♪
カッティングに鋭いものが無い代わりに、円熟味とエフェクトが施されてるとこが格好いい〜。
◆BUCK-TICKのベスト・アルバム、ライブDVD、トリビュート・アルバムがリリース (bounce.com)
こちらもベストなど、フィルムコンサート、ライブハウスツアー(両方共チケ取れた〜)と連動したリリースラッシュ。トリビュート盤の面子も成る程ねー、な感じ。
西川くんのバンド形態はルイ・マリー以来になるのかな?種デスで「ハイネ」って聞いた時は感慨深くなったもんさ。
投稿者 UT : 12:32
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2005年10月26日
今日のネタ
◆フォトレポート:科学とアートが出会うとき (CNET Japan)
カラフルな科学写真コンテストの作品一覧。素材集っぽい作風が多いけども、宮沢賢治の童話の挿絵チックな「トリコーム」とかいう星形の毛が面白い。「インナースペース」とか、ミクロ世界は結構好みなのです。
◆ウルトラマンが3分しか戦えない理由 (Sukima Windows Plus)
「弱点」や「制限」は物語を盛り上げる大事な要素。「吸血鬼ハンターD」の陽光症しかり、「ジョジョ」のスタンド設定しかり。作り手側の事情をプラスに転化するのがプロの鑑。
◆「リーンの翼」12月16日配信開始 (impress)
シャア専用ブログさんから。TV放送の予定はなしとか。
ちなみに劇場版「Z」最終作のサブタイトルは「星の鼓動は愛」に決定!
・リーンの翼 公式サイト
・裏トミノブログ ※本日からスタート。本人ではなくスタッフがこっそりという設定w
主人公が米軍と警察から追われる、って設定はZチックだけど、これまでのバイストン・ウェルものと違って「向こうから迎えに来る」っていう導入は新鮮かも。
10月に入って「24」「アカギ」とほぼ毎日声を聴いてる小山力也も参加するし、トミノ節も健在だし、という訳で今期新番組の大トリとして期待大。
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投稿者 UT : 17:19
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2005年10月25日
今日のネタ
◆ゴル休3
おもトピさん経由で。「このはしわたるべからず」ならどう遂行するのか観たい。
◆地下鉄の改札外乗り換え「30分ルール」 (Excite Bit コネタ)
何故今頃? 多分東京から転任してきた責任者が発案して、周囲は「チッ!」みたいなw でも阪急ユーザーだからか、乗り換えシステム自体知らなかったなー。
◆豆腐のセン切りに挑戦 (デイリーポータルZ)
いやー!おいしそう!!ヌードラーの血が騒ぐ。早速買ってこよう。
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新番組では「井の中のカワズ君」と「闘牌伝説アカギ」がなかなか良いかも。ざわ・・・ざわ・・・。←これの表現はやっぱ無理なのかな。
「カワズ君」は検索用語を紹介するだけの安直な企画なんだけど、ネットやっててもアンテナ感度悪いんで、「生協の白石さん」と「家庭用プラネタリウム」くらいしか判らなかった自分には重宝しそうw
「アカギ」は正直福本マンガの絵柄に抵抗あったけど、意外にアニメになるとスッキリした作風になってて、しかも小山力也(「24」のジャック)、古谷徹(「ガンダム」のアムロ)などの声優陣がツボだし、萩原聖人が主役ってのも流石。これで飯田譲治も参加してたら完璧(二人とも芸能界随一の雀鬼とか)。
ちなみに麻雀自体はサッパリ判らないし興味も無いですが、その辺は「月下の棋士」や「ヒカルの碁」と同じで「雰囲気読み」すればいいかなー、と。
それと「心理戦」の展開が「ジョジョ」三部のダービー戦を思わせて、なるほど荒木先生が「アカギ」好きなのはここか!と納得出来た。
そんな訳でまた愉しみ追加。
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投稿者 UT : 12:07
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2005年10月24日
蟲師 第1話

動物でも植物でもない、微生物や菌類とも違う、もっと命の原生体に近いモノ達。それが「蟲」。
"蟲"と"ヒト"とを繋ぐ蟲師・ギンコは、今日もフィールドワークの旅を流離う。
今期の新番組の中、もっとも琴線に触れた作品。監督・長濱博史のアニメーター出身らしい「動画」に重きを置き、声優演技に抑制を効かせた演出が素晴らしい。
まさに「夜」に観る為に作られた極上の幻想譚。
・蟲師とは (はてなダイアリー)
■緑の座■
「朝からこんなのやるな」「夕方から血しぶきなんて」とは最近のアニメ感想でよく聞く言葉。
だから深夜アニメは、そんな放送コードや対象年齢層の束縛を気にせず、残酷、性的な要素を描く事が出来るのだが、この「蟲師」はそういったネガティヴな理由では無く、寧ろ「静かな夜を愉しむ」事を考えた作品だ。
深く繁る木々や苔が緑なす様が目を奪う美術や、木や鐘の打楽器をメインにしたアンビエントな音楽。抑揚を極力つけない、いい意味で「素人」な自然さのある声優の演技が、深い時間に観る者の精神状態と優しく同調する。
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この作品、原作自体は知っていたのだが、同じアフタヌーンで連載中の「無限の住人」と被っている様な勝手なイメージがあった為(虫繋がりでw)、ちゃんと読んだ事は無かった。
昭和初期を思わせる時代設定や「八百万」「山人」といった柳田國男的世界観は、京極夏彦や大塚英志を愛読する自分にとってすこぶる馴染み易いものであり、日本独特の文化に浸る事の出来る幻想譚であるところも魅力的だ。
制作会社のアートランドは、京極作品が原作の「巷説百物語も作っていた」そうだが、確かに「巷説~」と似ている部分もあるかも。
ドッペルゲンガーの様に蟲と人間の中間体になってしまった廉子が「蟲の宴」に半ば強引に招かれる下りは「もののけ姫」を彷彿とさせるが、ともすれば文明批判を強く押し付けがちな宮崎作品に比べ、今作はヒトや蟲は互いを侵略するものではなく、「それぞれが在るように在るだけ」なのだというスタンスなのも受け入れやすい要素になっている。
先述の京極・大塚作品の様にミステリや組織の陰謀などを物語に持ち込む事も無く、ただ淡々と「物事」を理解・分析し、何らかの成果を持ち帰るギンコのフィールドワークのみに絞ったストーリーテリングも新鮮だった。
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「自分の視たものを、視ていない人に伝える事は非常に難しい」、「力を持つ者と持たない者とでは完全に判り合えない大きな溝がある」などのテーマも、日本を舞台にしている割に、じめついた「湿度」を一切感じさせない。
左手で描いた絵や文字が「生体化」してしまう少年・しんらが光酒を飲んだ後、廉子の為に流す涙もしかりで、妙な感動を一切励起しようとしない徹底ぶりだ。
戦いは一切無く、誰も傷つけず、傷つかない地味な物語だが、しんらがインスピレーションを得て一気に「緑の杯」を描き上げ、ギンコが「御名答!」と叫ぶシーンは爽快だった。
この、日常的な描写だけで充分盛り上げてみせる手腕には唸ってしまう。
中でも特に、マンガをアニメ化すると単なる紙芝居になりがちな部分が、ちゃんとアニメでしか出来ない表現になっている処に感心した。
ギンコがしんらに「蟲とは何か」を語る下りで、「生命体系」を「人間の腕」に喩え、指先から腕を遡り、心臓へと至るカメラワークは正にその真骨頂で、これは静止画をコマ割りせざるを得ないマンガでは不可能な表現だろう。
最初は五指に分かれていた生命が手首辺りから一本に収束していく流れは「人間の体は地球の縮図だ」という言葉を自然と想起するシーンだった。
光酒が芳しく溢れ落ちる美しさ、妖怪・えんらえんらを思わせるギンコが吐くタバコの蟲煙の動きも含め、アニメーター出身監督ならではの「動く絵」が大いに愉しめた。
重要アイテムである「杯」を色んな形で要所要所に散りばめる視覚の伏線をきっちり張っている部分も含め、絵とストーリー両方の演出バランスが取れた作品だと思う。
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普通なら今回登場したしんらや廉子は充分魅力的なキャラなので「仲間」になるところだが、毎回一話完結なところも勿体無いくらい贅沢なつくり。
しんらの声を担当した「エウレカ~」レントン役の三瓶氏の違う魅力にも触れられたのも良かった。
あと「ぷっつり」じゃなくて「ふっつり」っていう語句の選び方も大いに好み。
そんな訳で今後しばらくは土日月のレヴュースケジュールが決定。長文タイプには些かキツイw
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投稿者 UT : 22:48
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2005年10月23日
交響詩篇エウレカセブン 第27話

シーズン3突入。久々の佐藤大脚本・・・ですが、正直乗り切れず。うつのみや理、西尾鉄也らのOPやEDも「新しい何か」を感じさせず、曲もイマイチ。
特番で月光号を「SL-1200 mark2」と紹介してたので、恐らく1号機であろう「白鳥号」の来歴が語られて因縁がより深くなっていく展開かと思ってたんだけどなー・・・。ドラマツルギーへの挑戦てこと?
と、カタカナ用語使ってみてもテンション上がらないので、今回はボイコットw
・ハリネズミのちょびっとMemo ※的確かつ優しい視点で書かれた批評。
・予告編ギャラリー(MBS) ※第28話「メメントモリ」の予告あり。
・Showtime(前週分まで一話のみ無料動画配信)
・感想用テンプレ
■ヘルタースケルター■
「人はいつ死ぬか判らないし、その時はあっけない程簡単に来る」リアリティと緊張感を意図した演出は判るけれど、正直ここまでの積み重ねを台無しにした印象。キャラクターを記号扱いする様な作劇も好むところではないし(殺すなと云う意味ではなく)、常々問題だった「各脚本家間の連携不足」が露呈した様に思える。
定番とはいえ、リアルタイムに進行する展開(特にチャールズ爆破の瞬間)に水を差す様な「回想モノローグ」が、レントンの「死」に対する反応を淡白な麻痺したものに見せ、能天気に「続く!」と終わる演出も些か不快。
矢張りあの「虐殺トラウマ」は余計だったのでは。その所為で人物描写や行動に矛盾を覚えてしまう。
そんな訳で、次回をどう締めるかで、今回の評価が決まるかと。
視聴率低迷のテコ入れに夫妻を殺すのか、と邪推してしまいそうな展開が、ちょっと先行き不安な感じ。うーん。
・交響詩篇エウレカセブン 第26話
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投稿者 UT : 21:07
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2005年10月22日
BLOOD+ 第3話

「オマエはただ、小夜を失くした娘の代わりにしてるだけだ」
「・・・あるいは真血の"邪眼"に魅入られた、か?・・・最初はそうだったかもしれんな。だがあいつはもう、俺の本当の・・・」
なんてベタな会話を期待してしまったけど、そりゃまだ「正体」明かすには早いか。
ジャニーズな次回タイトルを含め、ちょっと先行きが不安になった消化不良・説明不足フルスロットルだったお話。
とりあえず今回脚本の櫻井圭記はブラックリスト入り、とw
・予告編ライブラリー (MBS)
・AII※本編無料視聴可。
■はじまりの場所■
丁寧に要素を積み重ねて描写していくのと、密度を水で薄めていく様な展開は全く別物。
果たして、無理に4シーズンやる必要ってあるのだろうか、と「エウレカセブン」と同じ疑問が浮かんでしまった。
雨の沖縄。長い眠りから覚めた小夜に向けられた銃口。迷いと共に微かに震えるそれは、ふと上げられた無垢な笑顔を前にした途端、その力を失った。
とかいう抜群の引きを以った冒頭から前半までは良かったんだけどなー・・・。
しかし沖縄の「亀甲墓」って、個人のでもあんなに巨大なものなの?てっきりアンコールワットの寺院等かと思った。
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まあ、とにかく説明不足や呆気無さが目立った今回。一応カイやリクが養子で、ジョージには娘がいたとか、前回の感想でも書いた通り、小夜の血は対翼手酵素に成る等の秘密が小出しにされたけど、それだけではちょっとカバー出来なかったかも。
一話冒頭で小夜が行ったヴェトナムでの虐殺。それを契機に彼女は己を閉じてしまい、何故かジョージに預けられた、という事実。
デヴィッドが「彼女の望まぬ事をした」と云った内容とリンクするのなら、彼女は任務で村民を惨殺し、その己の所業に衝撃を受け、精神崩壊したという事か。
だがジョージの「ヴェトナムである人物?に託された」という述懐を考えると、「赤い盾」や軍が小夜の力を得る為に、彼女が暮らすヴェトナムの村に赴いた。その際、村は翼手の襲撃を受けて住民達の殆どが翼手化し、小夜は彼らを殺さざるを得なかった、なども妄想。
だがそうなると、映画版の様にデヴィッド達と戦ってきた設定が無くなってしまうのでおかしくなってくるか。
しかもハジとの戦いの歴史もあるみたいなので、その時々に身を寄せている場所が異なる、流浪の人生だったのかもしれない。定期的に長い眠りにつく度、記憶がリセットされるとか。
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で、以下、今回の文句タラタラです。
まず「説明不足」が視聴者にだけならまだしも、今回は小夜にすら殆ど真相を語ってなかったと思うんですが・・・。あの短い会話だけで彼女は全て理解出来たんだろうか。薄々自覚があった、以前から夢を見ていた、とかの描写は一切無いし(先日の戦闘すら殆ど覚えてないのに)。
うーん。真血ならではの読心術を使ったのか、異常に物判りのいい女の子なのかもだけど・・・。車内で補完してたってのはナシよ。
次に気になったのが「場面転換」や「説明台詞」のマズさ。記者がGSに入ってくるところは、「記者がそんなに無防備にベラベラ喋るか?」と不自然さを感じたし、OMOROの常連だったらしい海兵隊員フォレストの事をカイの友人が「解説」するのにも失笑してしまった。
ハジの「小夜、戦って」は決まり文句みたいで何か可笑しかったし、ジョージが小夜の刀を振りかざして翼手に突撃した時も、何故ハジが小夜を制し、彼を助けなかったのかが納得出来ない。ジョージの小夜への想いを汲んで、彼にやらせてやれ、という事なのかもしれないが矢張り描写が足りなかった様に思える。
そして例えそうだったとしても戦力差は歴然なのだから、見殺しの結果にしかならない。下手に小夜に憎まれる様な事をするメリットが浮かばない。
まあ、下手したら小夜にとってはもう用済みで邪魔だからこれ幸い、なんて酷い思惑にも見えたりw
デヴィッドの銃も妙にクラシカルなんで、てっきり対翼手用の特殊弾丸(当然「純銀の弾丸」)かと思えば通常弾。しかも「足止めにもならんか」って、長い事戦ってきたんじゃないの?しかも弱ッ!とか突っ込みまくり。
極めつけは鋼爪に斬られたジョージの流血の音の陳腐さ。あのゴプゴプ音ですっかり興醒めして、倒れたアングルがマケボノにしか見えなかった私は不謹慎ですか?
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と、前二話が良かっただけに厳しめですが、「校長のお話」に米軍への敵愾心があったり、とテーマはブレて無さそうだし、まだ視聴終了までは至らず。「エウレカ~」同様、のんびり様子を見ていく事にします。
でも次回タイトルはちょっとねぇ。SMAP中居くん好きの母のビデオライブラリを思い出しちゃったよ。
・BLOOD+ 第2話
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投稿者 UT : 21:13
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2005年10月21日
今日のネタ
◆「々」の読み方は「ノマ」 (はてな)
々々イェイ♪って、さっき所さんの新番組で紹介してたんでクリップ。ちなみにOS Xではそう打っても変換せず。「おなじ」なら出ました。結構常識?
◆僕の考えた「世界○○」 (デイリーポータルZ)
ヨシダプロさんが去年書いた記事が何故か再放送。「世界本郷」がウケた。
「世界妄想」なら日本代表に選ばれる自信あるかも。
◆浜崎あゆみの作詞法 (ワラタ2ッキ)
コメント欄が最高。19と104が特にツボった。ちなみに語尾をカタカナにすると氷室になれるのサ。
◆テクノ好き注目のアニメ『交響詩篇エウレカセブン』サントラ発売 (CDJournal.com)
待たせただけあって二枚組のヴォリューム。上手い事2シーズンに構成してるので、この調子だともう一枚出そう。曲タイトルにも気分が出てて良い感じ。で、石野卓球は何故か未収録。
今後もLFO(マーク・ベル)や808ステイトとかは版権か使用料の問題か監督のポリシーで採用されないのかな。個人的にはアッパー系よりPLAIDや、iTMS-Jオープン時にテクノチャート一位になったレイ・ハラカミみたいなエレクトロニカな方面が好き。
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あー、「ノエイン」面白いんだけど、感想長文タイプなんでレギュラー化は諦めましたw また余裕があればにします。今夜からは「蟲師」か。読んだ事無いので愉しみ。でもここまでアニメラッシュなのって初めてかもネ。
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投稿者 UT : 19:21
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2005年10月20日
今日のIT
◆フォトレポート:アップルの新Power Macと新PowerBook、その全貌 (CNET Japan)
PowerPC最後の聖戦。デザインはマイナーチェンジながら、高解像度フラットディスプレイが魅力的~。
◆ついに1億回--Firefoxのダウンロード数が誕生から1年弱で大台に (CNET Japan)
これはIEはもうダメかもしれんね。Winではsleipnir、Macではシイラな私ですが、おめでとうキツネ。
投稿者 UT : 22:43
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相棒-season 4- 第2話

不倫していた女性助手を殺害した大学教授。心理学を使ったトリックに特命コンビが挑む!
異様にハイテンションなキャスト。停滞無く流れる台詞のリレー。まるで「演劇」の様な、いつもの「相棒」と何か違う展開に驚いた。
とても不思議な魅力溢れる脚本を書いたのは、映画「三丁目の夕日」が待機中で「相棒」初登板の古沢良太氏。何でもテレ朝のシナリオ大賞出身だとか。新たな戦力を得た今後の展開が更に愉しみ。
・古沢良太 散歩の日々 ※本人のサイト。雑記の言葉のリズムが今回と同じなのが判る。しかもイラストまで素晴らしい。クドカンの次はこの人が来るかも。
■殺人講義■
石橋さんが役を愉しんでいるのが画面から伝わってきたのを観て、前回同様、「相棒」は本格的な役者にやり甲斐のあるドラマなんだなーと嬉しくなる。
しかも今回は特命コンビや捜査一課の面々までが悪ノリとも云えるくらい連携プレー。つーか仲良過ぎw
まず「何か違う」と思った、右京さんがいきなり被害者の部屋に現れたシーンから、実は紅茶好きだった管理人のおばちゃんに一礼するラストまで、いい意味で「芝居がかった」テイストに引っ張られてしまった。
特にロールシャッハで薫ちゃんの答えに「ン~フッフッフッフ♪」と笑ったあと「エーデルワイス」を持ち出す右京さん。一話の「キミの悪いクセっ」の云い方とか、おばちゃんの孫が石橋教授を指名しなかった後、そそくさと逃げる様に退出するかに見えるシーンとか、何か「萌え路線」狙ってます?なテンションが可笑しいのなんの。
でも、正直トリックの矛盾や教授の動機、自白への流れなんかは平凡でスマートとは云えなかったし、期待していた右京さんの「講義」もその体を為していなかったのだけれど、それをカバーしてしまう妙な面白さ。
やはり「ドラマ」というより「戯曲」の人なのかもしれない。
ちなみに今回、物語のトーンや「倒叙ミステリ」な筋運びに三谷幸喜の「古畑」を想起してしまった人も多かったのでは?
右京さんが無理矢理(しかし意外に喜々と)壇上に引っ張り上げられる流れは、桃井かおりの回とソックリ。
だからと云ってパクリとか揶揄する訳ではなく、終了を迎える「古畑」テイストを継承できるかも、という期待を抱いてしまったと云う事なんだけど。
とにかく、演劇畑の人は自分のツボに来るみたい。
今後はミステリやトリックなど本格化するのが課題かもしれないけど、この「非現実感」と「リズム」で相棒を担って欲しい!と強く思える作家さんに出会えたのが何よりの回だった。
あ、ちなみに「存外」って聞いたの「SPA王」のCM以来だったかも。
・相棒-season 4- 第1話
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投稿者 UT : 22:10
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2005年10月19日
今日のネタ
◆カロリーメイト×24 スペシャルBOX発売!
17日から「シーズン4」の第一話DVDが入ったボックスセットをリアルタイムで発売中。
ローソンで見かけてちょっと心が揺れたけどカロリーメイトのモソモソがちょっとなぁ〜。クッキー好きでもダメな食感。
ちなみに昨夜、関テレで「シーズン3」完結編を観たけれど、正直TVゆえの予算の所為かちょっとスケールが小さくまとまって終わった印象。テロリストが人情に流されるのもイマイチ。あとキャラバタバタ死に過ぎ。最終話二回前くらいまでは興奮してたんだけど。うーん。
まあ、事件解決後の空しさなんかは心にグッと来たし、大方のキャラが死亡などでリセットされた次シーズンに期待。
◆受験ママ応援サイト「勝組」
ほえほえぷにさんから。長男を「薬剤師」次男を「脳外科医」にした薬剤師ママが調合した対受験サプリメントだそーな。サイトデザインや写真掲載や命名センスが絶妙。
それにしても、無知故に「薬剤師 < 脳外科医」かと思ってました。色々とメリットもあるみたいだけどデリケートな仕事だけに過酷そう。
◆タイタニックも編集しだいでこんなにホラー (小太郎ぶろぐ) ※要QuickTime。
「ゴーストシップ」や「ダークウォーター」みたい。予告でホント騙される、という証明。
どんな名演技、撮影をしても編集ひとつで台無しになるもんね。実際FinalCutとかやると、編集ってカッティングのリズム感無いと駄目なんだなーと実感出来る。
一時期、布袋寅泰のPV集「H」にハマってた所為か、1〜2フレームのフリッカー映像ばっかり作ってたのを想起。
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投稿者 UT : 12:23
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2005年10月18日
今日のマンガ
「からくりサーカス」39巻と「絶対可憐チルドレン」1~2巻を購入。
特に色んなサイト、ブログで絶賛されてる「絶チル」は、「月館の殺人」「まほおつかいミミッチ」「フリージア」に続き、今年ハマった私的マンガランキングトップにチャートイン。
ツボを押さえた魅力あるキャラ達や、超能力アクション、差別問題、ギャグなどを見事な配分で織り込むストーリーテリングは、「美少女」ものだと思って手に取った人も、そのジャンルを敬遠しがちな人(私がそう)も、両方満足出来る筈。「フリージア」とは違ってw ホント老若男女にオススメな娯楽傑作。
そういや上記に挙げたタイトルは小学館作品のみ。人間描写の深みや会話の台詞回しなんかのセンスが好きなのかも。
◆からくりサーカス(WebSunday)
キャラの多さ故に、ちょっとまた冗長がちになってきた感はあれど、足手まといにしかなり得ないリョーコの存在意義や、ナイア達「O」を通した哀しき「死生観」など、そこかしこに上手い伏線とトリハダシーンがあるのは流石。
「人を踏みつけて、自分だけ幸せになってはいけない」という「ジョジョ」でも出てきた「悪の定義」も、通常は綺麗事に聞こえるところだが、常に傷だらけになって誰かを救ってきた勝なら納得できる。
こういう積み重ねに改めて感心。
続々と「最古の四人」が造反しているのは、ヒトでありながらその心が空虚になるしかないフェイスレスが、徐々にヒトの心を獲得しだした「最古の四人」に託した天邪鬼な、歪んだ愛から来てるというオチの予感。死ぬ直前にその辺の「語り」を入れてきそう。
まー、黒いまんま突き抜けるのも魅力的なんだけど、藤田イズムだとそうはならないだろうなー。
「グリポン」と「グリュポン」の呼び方を使った見事なラストに唸りつつも、そろそろ鳴海の投下をお願いしたいところ。早く三人揃った光景を見たい。
ここまで引っ張ったんだから、もういいでしょ!
・からくりルーム ※ファンサイト
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◆絶対可憐チルドレン(WebSunday)
「GS美神」以来ハマった椎名高志作品。公式サイトの「超能力美少女育成コメディー」というコピーが作品の本質を一言で表してて見事。
特に「育成」と云う部分が今作の重要なテーマであり、実際に作者が父親である所為か、子供を励ましたり叱ったり、といったしつけ部分が自然に丁寧に描かれているのも通常のバトルものとは一線を画している。
他にも、「サイボーグ009」や「ファンタスティック・フォー」など「超能力」ものは手垢がついた感があるが、三人の連携による使い方や見せ方で充分愉しめる事が判ったし、「X-men」の様に「力がある故の孤独」を描写しながら、チルドレン達の能力を育成し、力の正しい使い方を導いてやる、という展開もスムーズ。
予知により、チルドレン達が世界を崩壊させる存在になるかもしれない、というダーク設定も今後の波乱を自ずと期待させるし、何よりアメコミならそこで鬱展開になりがちなところを、持ち前のギャグセンスでカラっと仕上げるところが椎名作品ならでは。
各話タイトルや、反エスパーテロ組織「普通の人々」の格好が「渡鬼」や「サザエさん(オマケカットでしっかり裸足)」だったり、と相変わらずのパロディ精神も含め、あらゆる角度で愉しめる傑作だろう。
個人的にはパンツとか見せなくてもいいんじゃないの?という部分もあるが(いわゆる「鉄壁」派?)作者には作者なりの意図がある様なので、そこは好みか、と割り切ることにしたw
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ちなみに超能力者の苦悩といえば飯田譲治の傑作「NightHead」を思い出すが、今作でもサイコメトリー能力を持つ紫穂の手を拒絶する看護婦、などのシーンが出てくるところは霧原直也を彷彿とさせる。
そして、そのすぐ直後に彼女の手を握るチルドレン責任者・皆本の自然な優しさなども、飯田作品と通じる人間の悪意と善意を量るテーマを感じた。
実際、皆本のキャラ設定こそが今作の一番の成功要因だと思える。上司、兄、父親、恋人、と色んな役割を果たし、高いIQ故に疎外感を味わった子供時代を過ごしてきた彼は、超能力を持たない普通の人間=「ノーマル」の中でチルドレン達に限りなく近い共感を抱ける存在なのもいいし、彼への信頼と愛情がチルドレンを成長させていく過程は本当に気持ちいい。
今後を考えると、読切版でエスパーだった彼の設定を連載に際し変更したのは納得出来る。
「ノーマル」と「エスパー」の全面戦争が避けられない最悪の未来でも、両者の板挟みになり苦しみそうな彼にチルドレンよりも魅力を覚えてしまった。「GS美神」の横島とはまた違った好感度の高い男性キャラ作りは本当に上手い(帝三も違う意味で好きだけど)。
とはいえ、今後チルドレンが数々の葛藤、苦悩を経ていき「最悪の未来」に至る展開も見てみたい、という矛盾溢れる期待もしてしまう。
コミックス一巻表紙の薫の背には「天使の羽」があるが、二巻冒頭では黒い翼のカットがあるところも色々と予感させる。
本誌連載ではその「最悪の未来」にチルドレンを導く存在になる、皆本のシャドー的キャラが出てきたそうで増々その確率は高まってくる様子。
サンデーは購読してないのでもう進展してるのかもしれないが、予知した未来では薫と葵しか登場していないところを見ると、二人が離反したのは紫穂がらみかと推察。チルドレン中で唯一攻撃能力を持たないのが危険な要素なのはコミックスでも示唆されてるし、何らかの事件か陰謀で彼女が死に追いやられ、その事で薫、葵が組織やノーマルに絶望し憎悪を抱いた、などかもしれない。
後は紫穂と皆本が恋愛関係になり、薫との不協和音が生まれてしまい、そこをテロ組織に突かれた、等か。
と、早くも色々妄想してしまう程ハマってしまった今作。最近デスノが不調なジャンプからサンデーに乗り換えようか検討中w
・椎名百貨店the web ※作者公式サイト
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投稿者 UT : 20:24
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今日のIT
◆iPod専門テレビ局「PodTV」が開局--100チャンネルを無料で (CNET Japan)
正直ローカルケーブルテレビ的なコンテンツのクオリティは低そうだけど、これはやったもん勝ちというか、「まず名前売っとけ」的戦略は納得。これを機に他社も参入してくれば内容も切磋琢磨されて、ビデオiPODの存在価値も向上するだろうし。
ちなみに、あの「偏差値は高いがオツムは宜しくない」を地で行く杉村太蔵議員のコンテンツもあるとか。
◆スキャンした画像で描画出来るブラシ[I/O Brush]
柔らかな機械さんから。先日ニュースでやってたけど、実際ムービー見ると面白い。静止画はフォトショのスタンプツールみたいで「ふーん」レベルだけど、「撮影」スキャンして取り込み反映させた「目々連」みたくなってるデモは凄い。
あと、ITではないですが、
◆イチローがドラマ出演へ 「古畑任三郎」に犯人役で (Sankei Web)
ふーむ!興味深い。俳優やミュージシャン以外の「非芸能人」が犯人するのは初めての試み。まさに完結篇ならではの異例キャスティング。職業が何になるのかが凄い愉しみ。無口キャラでいくのかな?時節がらIT社長とかありそう。
追)どうやら、そのままマリナーズ・イチローだそう。SMAPスペシャルと一緒で多少の背景設定は変えそうだけど。なるほどね〜。
個人的には先日の「相棒」で津川雅彦・長門裕之の競演が圧巻だったんで、正和サマのお兄様・高廣さんに出て欲しかったんだけどなー。「乾いて候」以来の兄弟出演観たかった。
ちなみにどーでもいいですが、正和サマとイチローは「火星人マイナス」です。で、私もですw
投稿者 UT : 14:26
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2005年10月17日
今日のネタ
◆「超創造力の歌」(ドクター・中松オンライン)
イグ・ノーベル賞効果でプチブーマー。「実用性?」と腑に落ちない箇所もあるにせよ、心から発明を愛しているのねドクター。「ケチョウ スピゾケ ピケアイキ」を三回繰り返すと何か勇気が沸いてくるよ!
是非とも「綾小路きみまろ」あたりに朗々と節つけて語って欲しい。
◆天使の「おしり」 (藤田チエとおしゃれ泥棒)
尻尻尻尻尻尻尻尻尻尻!ヒップフェチシズマーよ集まれー!・・・なんて、下ネタじゃないからご安心を。何だかほのぼのすると同時に、個人的におまけの「ポキール天使」に噴きまくり。
まあ男も女も尻が垂れてると、何だか物哀しいもの。そんな訳で私は日々スクワットに励んでますです。
以上2点、デイリーポータル Zさんからでした。
◆申し込み殺到、ツーカーからauへの同一番号変更サービスが一時中止 (CNET Japan)
ああ、ますます「番号ポータビリティ」普及が遠ざかる・・・。
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「おねえちゃん警報」のドラマ観ながらエントリーしてますが、何かコメディなのか人情ものなのかスタンスが中途半端。平井堅の主題歌は「王様のレストラン」以来に好きだけど。
まあ致命的なのは、コメディエンヌって通常以上に演技力がいると思うんですが、伊東さんではちょっと「力不足」。森山くんがいいだけにアラが目立つ印象。
「可愛いだけじゃダメかしら?」・・・はい、ダメです。
投稿者 UT : 21:45
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2005年10月16日
交響詩篇エウレカセブン 第26話

「好き」という言葉。記号としてのそれが、気持ちとして実感できた瞬間、少女は翔ぶ。
かつて少年が自分を抱きしめて、その言葉を云ってくれたあの日を再現する為に。
ラヴ!何はなくともラヴな訳ですよ!今週の「ちびまる子ちゃん」と共に、何だか面映い気持ちになってしまった。
キャラデザ吉田健一の流麗な作画、久々の1stEDテーマなど、全てが完璧な調和を為した、まさしくベストエピソード。
・予告編ギャラリー(MBS)
・Showtime(前週分まで一話のみ無料動画配信)
・感想用テンプレ
■モーニング・グローリー■
夕映えなのに「朝顔」?と思ってたら、花言葉が「愛着のきずな」だそうで、納得。二人の笑顔は夜明けに咲く朝顔の様に輝いてるし。
とにかく今回は、行動・思考範囲が狭く、受動的だったエウレカのアクティヴな変化が爽快だった。
冒頭から、ギジェットと一緒に居る様子が自然で、「普通の女の子」が友達同士でくつろいでいる感じが伝わってくる。
レントンのジャージを持ったホランドに対して「お父さん、勝手に触らないでっ」な態度や鉄拳制裁への非難など「親離れ」感も顕著になってきたし、レントンとの再会で、彼女にとっては恐らく生まれて初めての生理現象であろう「頬桜色」の乙女モードも可愛らしい。
そして矢張り、月光号を飛び出すシーンが最も明確な変化を見せた部分。
ニルヴァーシュに乗り移る為、強引に出動する事はあったが、「いつもはレントンから」与えて貰っていた気持ちを、今度は自分から伝えたい、逢いたい、という意思はその比ではない力強さがあった。
レントン逃亡時と同じく、ゴンジィの「お茶飲むかね」が彼なりの「いってらっしゃい」だったんだと納得でき、ここから始まる反復効果の見事な構成が素晴らしい。
ちなみに、冒頭、ストローの紙袋でレントンを憶い出すシーンの後、一瞬エウレカの頬の引きつりがマンガの「怒りマーク」に見えて、「アタシ放ったらかしにしやがってアンチキショー」とか無言の怒りを妄想してしまった。
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そして、最早スタッフにも総スカンを食ってるんでは?と思わずにいられないあの人、「認めたくないものだな。アダチル故の敗北というものは」な風情のホランド。
遂に最後の砦、エウレカや子供達からも見放されるというトドメを刺されたのが辛過ぎる。
まあ正直「時間差」というか、視聴者や他メンバー的には「何を今更」な結果なんだけれど・・・。「~が今まで約束を破ったことある?」「ない!」という会話セオリーを打ち破る程の体たらくに気の毒ながらも噴いてしまった。
まあ子供が節操無いのは仕方無いけれど、わずか数話で信頼を全て失ったかの様な株急落にはもう笑うしかない程の哀れさが・・・。
とはいえ、彼がギアナスシティに行かなかったのは的確な判断ではないだろうか。
それは誰よりもチャールズの恐ろしさを熟知しているからだし、戦闘に慣れ過ぎた故の油断がメンバーにあったのをちゃんと把握していたのは腐ってもリーダーだろう。
臆病と揶揄されようが「生きてこそ勝利」。今回に限ってはタルホのチクチク厭味やエウレカの非難は的外れに思える。空気を読めず、好き勝手云う部下に手を焼く中間管理職みたいでここは珍しく同情してしまった。
多分、彼は六星占術で云うところの「大殺界」でしょう。ゲッコー~メンバーや、帰ってきたレントンへの態度なんか見てると、人間関係が最も劣悪になる「停止」ですね。はい。
まあ、ラストで自嘲しながらも何とかやるべき事を悟った様に見えるので、汚名返上してくれそうな今後の行動にただただ期待。
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そして、「チャーリーとチョコレート工場」の原作者を想起させるムアルド・ダール率いる州軍との圧巻な空中戦。天然のコンパク・インターフェアレンサーである七色雲海の利を活かすチャールズの作戦は、月光号がこれまで相手にしてきた州軍とは明らかにレベルが違う脅威を感じさせる。
作画、演出においても、高所恐怖症の人間なら抵抗を覚えるのではないか、と思えるリアルな空中感覚、ニルヴァーシュを駆るレントンとエウレカの再会シーンなどは「ラピュタ」を彷彿とさせるトリハダ感を味わせてくれた。
惨殺の悪夢から再び操縦桿を握るレントンが、チャールズの膝の上で一応の答えを出した「戦う姿勢」は、武器のみを破壊するという戦場では死を招きかねない優し過ぎるもの。しかし例えそうであっても、もうレントンに迷いは無い。
その意思に呼応するかの様に、エウレカ、レントンの触媒効果を得てニルヴァーシュが虹の光を放つシーンは、改めて「三位一体」の関係性の謎を深める。
ホランド曰く、光はこれまでの「セブンスウェル」とは異なるそうだが、確かに今回は物質が塩化するパターンではない。戦艦やKLFからリフフィルムや装甲、武器だけを剥がすという現象は、レントンの「戦い方」を体現したかにも見えるし、コーラリアンによる生命と機械の隔離、「物質文明」の排除とも取れる。
ラストシーンでもニルヴァーシュやチャールズ機の腕部水晶体が輝いていた描写が印象的だった。矢張り人類はLFOを完全には理解していないのだろう。
明らかに人知を超えた力を喚び続けるレントン。現時点では世界を救った英雄という定義でしか「王」の冠を意識していない彼に、本来の意味で「王の息子」である理由を語るのは果たしてチャールズかデューイか。
個人的には「嫉妬」と「敗北」を認めたホランドから伝えるべきだとは思うのだけれど・・・。
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まあ、もうちょっとレントン×エウレカのラヴラヴっぷりやデバガメなゲッコー~メンバー(ここもラピュタへのオマージュ?)にのほほんとしていたいところだが、次回はスパイ大作戦なビームス夫妻が月光号に侵入でもしそうな雰囲気。
この、「味方や家族だと優しく頼もしいが、敵に回すと恐ろしい」という判り易いキャラ具合がまた夫妻の魅力。レイのエウレカに対する反応や、お腹をさする仕草(懐妊?)に何かうすら寒いものも感じるし、かなりの暗い因縁が明かされるのだろうか。
レントンはなし崩し的にメンバー復帰はするだろうが、ニルヴァーシュがエウレカだけでは完全に起動しなくなった状況は気になるし、子供達の一人、モリスが成長しつつある様子も見えるので、自分達の親や友人を殺した「行為」への言及があるかも、といった懸案事項はまだまだありそう。
まあ、とりあえず今は、無邪気に恋に浮かれていたレントンが純粋にエウレカを心配し、労わる成長振りに、ケンゴーみたく「うんうん」と頷くだけに留めておくべきか。
昔の自分みたく頬を染めるエウレカの「心境の変化」には気付いているのかいないのか、といった変わらぬ鈍感振りも微笑ましかったし。
そんな訳で、レントン達の「初めての共同作業」である「続く!」の斉唱にニンマリしつつ、また来週!
・交響詩篇エウレカセブン 第25話
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投稿者 UT : 18:04
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2005年10月15日
BLOOD+ 第2話

小夜覚醒。どんな赤よりも深い緋色の瞳と鋼の刃を以って。
彼女の能力をプレゼンするにはアッサリと始末がついて、ちょっと肩透かしな第二話。
よく云えば丁寧、悪く取ればスロースペースな展開は4クールの宿命という事で納得するしかないか。
・予告編ライブラリー (MBS)
・AII※本編無料視聴可。
■魔法の言葉■
まあ、あの「翼手」は所詮コントロールを失った実験動物レベルなので、それに手こずるのはマズイのかもしれないけれど。
ハジの口移しで「血」を得て紅く染まった瞳孔とか、直後に放った「Sword!(刀を!)」に期待感を煽られ過ぎてしまったのかも。ちなみに映画と繋がる設定なら、あの英語台詞はデヴィッド達と戦っていた頃の名残りとも取れる。
とはいえ、前回は人間らしく生命力があり艶かしくもあった小夜の外見が、覚醒後は冷徹な面差しと凄惨なオーラをまとった「人外の存在」感を放つなど、変貌を遂げる描写はなかなかのもの。
キャラ設定画や予告編で変わった形状だな、と思っていた小夜の刀もほぼ予想通りの用途。
前回脅威の肉体復元を見せた翼手が一刀両断されて果てたのは、彼女の血が刀身にある葉脈状の溝に行き渡る事で、斬った翼手の肉体断面に付着し再生能力を阻んだ、と見ていい筈だ。あるいは翼手にとって毒素になるのかもしれない。
個人的に「からくりサーカス」の前巻で、登場キャラが自分の血をつけた刀で自動人形を封じたシーンを想起してしまったが、こういったデザインひとつで翼手と小夜達の長い戦いの歴史を感じさせる。
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他に設定面で納得したのは、「沖縄」なら軍が介入する展開が自然に見える点。学校を軍が封鎖し地元警察を入れない、というのは先頃のヘリ墜落事件を想起させるし、住民やカイ達がそれ程事態に驚いてなくても不自然さを感じない。これが東京なら大仰過ぎて、いささかリアリティに欠けるだろう。
そしてラストシーンでもう一人の脱走者が翼手化した描写や、報道で出てきた「チャールズ上等兵」が翼手の実験体だった事も伺える事から、アルジャーノ達は人為的に「吸血鬼」を兵器化しようと目論む「軍需企業」といった素性が見えてきた。
これならフランス人のアルジャーノが米軍に介入出来る理由は納得出来る。ただ今のところ彼はマウス=翼手には関与しているが小夜の存在は思い浮かばない模様。
この事から、今回は新たに各勢力の関係が判らなくなってきた。
前回のOPや映画版を考えると、デヴィッド達「赤い盾」は米軍と協力していた筈なのでアルジャーノ達と全く面識が無いとも思えない。この三者間では情報にズレがあると見ていいのだろうか。
更に、デヴィッドはハジの登場を知らない事も判明。後半、ハジと小夜が寄り添う結婚写真の様なスチールを持っていたので心当たりはある、という程度か。こうなると、元々ハジと行動していた小夜が軍、または「赤い盾」に拘束されて翼手狩りに使役されていた可能性も浮かぶ。
小夜が吸血鬼一族の末裔である事はほぼ間違いなさそうなので、「クリスマス北爆」などと併せ、その経緯もまた小出しにしてきそう。
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そして矢張り気になるのが棺桶チェロケースを持ち歩く男・ハジの正体、または来歴だが、小夜に対する物腰や言葉遣いからすると吸血鬼に血を吸われた忠実な「下僕」と思えるし、先述の写真からだと「夫」とも取れる。
で、今の内に色々妄想してみると、
元々彼は普通の人間だが、小夜の一族とは種族を超えた交流があった。両者は人間と吸血鬼の共存の形として二人の結婚を勧めたが、何らかの事件で小夜の一族は滅んだ。
生き延びたハジは小夜と運命を共にする為、彼女に血を吸わせ「下僕」化し、永劫の命を得た。彼の右手の「翼手」化はその代償である・・・とか、軍やアルジャーノの組織などの勢力が小夜の力を得る為に彼女の一族を殲滅し、捕らえたハジを実験体にしたが彼は「仮面ライダー」の如く、実験途中で何とか脱出した、などが浮かぶ。
性格も悪くは無さそうなのがカイに対する態度などで何となく判ってきたし、小夜に執着し冷酷に相手を見下す、という美形キャラのお決まり性格でも無さそう。
ただ、「貴女が今はそれを望むのであれば」とか決断は小夜に委ねているところは「下僕」くさいので、「夫」説は無しかも。
ところで小夜って「血」はどう得てるんだろう。異常な食欲と早い空腹は血の欠乏から来てると思えるけれど、まさかジョージ特製「弁当」の中に「滋養分」が・・・うわ。
まあ、赤い盾の息がかかったあの病院の女医による定期健診で「輸血」されていた、というのが妥当か。
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全体的な演出では、カイ達親子の、平凡だが暖かい小夜への愛情は安心出来るものがあったし、前回と同じ沖縄の美しい自然描写は、「彼らは果たして排斥されるべき異端の存在なのか、人間と同じく、自然の中で生まれてきた生命のひとつではないのか」と「吸血鬼」の存在理由を問い掛ける様に思えたいいシーンだった。
今後は単に化け物は殺す、という展開ではなく、異なる種の相互理解などもテーマになってきて欲しいところ。
ちなみに今回「魔法の言葉」である「なんくるないさ」より、デヴィッドの妄念がこもった「戦って、闘って、斗い抜く」という言葉の方が印象深かったり。彼も彼なりに小夜を愛しているのかも。
次回は予告篇のナレーションからジョージの死亡フラグが見えて仕方が無い。その死への怒りによって再び小夜は覚醒する鬱展開になるのだろうか。ただ彼女の過去も少し明かされそうので矢張り期待せずにはいられない。
でもジョージ死にそう。嗚呼・・・。
・BLOOD+ 第1話
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投稿者 UT : 20:14
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2005年10月14日
今日のTV
「24 -シーズン3-(関西テレビ)」と「ノエイン もうひとりの君へ(サンテレビ)」を観ました。
◆24 -シーズン3-
■第14話〜第15話「2:00〜3:00」■
ニーナ無駄死に!折角3シーズンも引っ張ってきたのにあっさり殺しちゃって・・・。どーもこのドラマはキャラを捨て駒扱いし過ぎな気がする。まあ進行の妨げになるのかもしれないけど。サクサク進み過ぎな気もしてきた。
ただ、その割にミリケン事件はやけに現実的に展開してるんで、今んとこウィルスよりシェリーがどう捜査を切り抜けるのかが愉しみになってきてる始末。
うーん、意外にシェリー好きかも。何か「悪」でも信念が強い人物に惹かれてしまう自分に気付かされる。善悪に中途半端なジュリアは、人間としてはリアルなんだけどあっさり自白するところにムカついてしまったw
そしてやっぱりチェイスの隠し子はとってつけた様な印象。キムもジャックを職場で「パパ」とか呼んでるし、つくづくこの人達は仕事にプライベート持ち込む厄介なカップル。結婚してもまたジャックに迷惑かけそうだなー。
さて、今夜は遂にウイルス拡散。任務とはいえ拷問されたり、ウイルスの直撃受けたり悲惨な役回りのガイルの運命は如何に!?
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◆ノエイン もうひとりの君へ
■第1話「アオイユキ」■
「天空のエスカフローネ」「ヒートガイジェイ」の赤根和樹監督作品。脚本はそこかしこで引っぱりダコ過ぎな大野木寛。
公式サイトで紹介されてるキャラの絵柄は「目元」に抵抗があったし、予告編のテンポでは単なるドラゴンボール的な光線バトルものか、とちょっとガッカリしてたんだけど、今回を観る限りでは、繊細な場面描写やキャラの掘り下げ、サテライトお得意のCGカットは文句無し。
絵柄は各キャラの体型や色んなアングルからの作画や動きがいいのですぐ慣れたし、不安だったバトルも、まあ確かにDBやGガンダムぽいけど仏教的デザインのオブジェクトのグロさなんかは結構好きな美意識かも。
中学3年じゃなく、小学6年生っていう設定なのも、より自我の振幅や未来の予測がつかない感じが出てるし、作中で何年か変遷がありそう。
一応ハルカが主人公的な設定みたいだけど、ユウが何故カラスとなっていくのか、未来ではハルカはどこにいるのか、などの「ターミネーター」的世界観は、自ずと謎やタイムパラドックスなどを期待させてくれる。
彼女が無意識かどうか、状況を「理解」し得ているのも何らかのパラドックスや目的を感じるし、性格が良さそうなのも「前進」感が感じられていい。
心配なのはユウのウジウジ加減をエヴァ的に描くのでは?というありがちな展開だけど、赤根監督だしボンズじゃないから大丈夫かw
今回は「今日のTV」くくりにしてるけど、「IGPX」同様、第2話次第でエントリー独立かも。
ちなみにこれも「BLOOD+」同様ネット配信なのが嬉しい。サンテレビは偶にノイズが入るきらいがあるんで。
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投稿者 UT : 12:32
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今日のネタ
◆シンガーソングライター板尾
「ごっつええ感じ」好きは必見。動画はWMPが必要。ベストは「海びらき」と「半殺し」かなー。
◆New iPod(モドキ)もジーンズに入れてみた♪ (ビギナーB子のMac女王への道)
やっぱダンボールしか無いぜ!
iPOD nano(モドキ)をジーンズのコインポケットに入れるという衝撃の記事から約ひと月。ビデオiPODの登場を受け、誰もが期待したあの企画が帰ってきた!
◆東京事変の新曲“修羅場”のプロモ・クリップを期間限定でフル公開 (bounce.com)
10月19日までvirginのサイトにて視聴可。MacユーザーはRealPlayerで観た方が快適かも。映像テーマをひと事で云うと「ホワイティ」。はい。
個人的に椎名林檎の曲で激しいギターアレンジのものは好みじゃないけど、今回みたくスパニッシュなカッティングの効いた展開はツボ。
◆ジェームズ・ボンド求む 英国、ネットでスパイ公募 (gooニュース)
美しさは罪〜♪ Picasoのぴーさん経由の記事。個人的に「MI6」と聞くと、007より「パタリロ!」のバンコランの方が先に浮かぶ。
「トリビアの泉」で「MI5」がスパイを公募してるのは知ってたけど、ますます佐々木倫子の「ペパミント・スパイ」みたくなってきた。
・6代目ボンドにD・クレイグ氏 初の金髪と英紙報道 (Sankei Web)
髪の色なんて全然気にしてなかった。で、そのクレイグさんの画像。なるほど綺麗なブロンド。
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投稿者 UT : 12:05
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2005年10月13日
相棒-season 4- 第1話

東大卒の優秀なキャリア組でありながら“人材の墓場”とまで言われた特命係に追いやられた特命係長警部・杉下右京(水谷豊)と、リストラ対象になり渋々右京とコンビを組む事になった元捜査一課巡査部長・亀山薫(寺脇康文)。
頭脳派と肉体派、一見「水と油」な二人の活躍を描く、正統派に見えて実はトリッキーな展開の多い異色刑事ドラマ第四弾。
・にゃむにゃむ ※ドラマ似顔絵サイト。「ENTER」→「DRAMA」で最新レヴュー閲覧可。
■閣下の城■
恒例の初回2時間スペシャル。今回はシーズン1の最終回スペシャル 「特命係、最後の事件」から繋がっているんだけど、実はこの話観てない・・・。
「相棒」にハマったのはシーズン2からだし、こないだまでやってた再放送で「1」もカバー出来たんだけど、その枠は1時間なんで当然「スペシャル」は除外。なので色々検索かけて何とか補完。あー、つくづく残念。
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この残念加減を更に助長させたのが、今回のゲスト、北条晴臣役の長門裕之の存在。もー「老獪」を体現するかの様なふてぶてしい態度から、少年の様な無邪気な純粋さ、慈愛に満ちた優しさ、など目まぐるしく演じ分ける彼に終始圧倒されてしまった。
老人と妖怪は紙一重というか(失礼)、「ぬらりひょん」が素で出来ますね。
正直、「私鉄沿線97分署」「スケバン刑事」の暗闇指令くらいしか印象に残って無かったし、俳優としては今回兄弟競演になった弟の津川雅彦の方が上、と思い込んでたので余計にビックリ。
もう長門さん、舐めててゴメンナサイな気持ちで一杯と共に、改めて前回登場時を観たかったな~、と後悔。
ちなみに、兄弟競演シーンでは、声質が矢張り似てるのが判ったり、どこか「洋風」な津川さんと「和風」な長門さんの違いに気付いたり。一時確執があった為に方向性を変えざるを得なかったのかもしれないけど、それが互いの魅力を確立してるんだな、と独りごちてしまった。
とにかく、鑑識の米沢さんに「これはこれで恐ろしいものがありますな!」と云わしめた衝撃のコンダクターから優しくも寂しげな老人を演じたラストまで、尻尾までアンコが詰まったかの様に充実した二時間は、ホントに眼福ものでした。
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で、本編は、「閣下」の復讐というのがメインテーマだったけど、それ程徹底もされないし、そもそも閣下が特命コンビを心底恨んでいる感じも伝わってこなかった不思議な展開。
果たして本当に彼は己が身を捨ててもひと泡噴かせたかったのだろうか。彼の経験なら自分の計略など右京さんには易々と見破られるのが判りそうなものなのに。
年を経ると段々無邪気な子供に戻っていくというけど、正に彼の行動は「イタズラ」感覚で行われた自分だけの劇場公演の様に見える。
肝心の動機は瀬戸内さんが解釈してた様に、繭子救済の為の歪んだ慈愛心だった気がするし、特命コンビや美和子さんへの復讐は寧ろついでっぽい。
結局、彼にとっては特命コンビの存在など、どうでも良かったんじゃなかろーか。単にカムフラージュ替りに「復讐」を持ち出しただけにも見える。まぁ、単にボケが始まっているのかもしれないけど。何だか色んなものを超越した掴みどころの無い彼には怒りより苦笑が沸いてくる。鈴木宗男とか、政治家や要人てこういうキャラが多そう。
繭子に他に男がいると激昂したシーンなども、全てが計画通りだったのでは、とまで穿って見てしまう「深さ」を、エンディングから感じてしまった。
この様に、「古畑任三郎」と同様、「相棒」は「事件」より「人間の心のミステリ」が魅力的な作品。「何故こんな事件を起こしたのか?」の心理を追求していく流れがつくづく面白い。
ただ唯一残念だったのは、高橋かおりの演技力。長門さんと比べてしまった所為かもしれないが、イマイチ木村佳乃や国生さゆりなど、これまでの「悪女」に比べてパンチが弱かったかも。
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そんな訳で今回は右京・亀山コンビをはじめとした主要メンバー描写がややあっさりだった第1話。
お馴染み伊丹さんの「特命係の亀山~!」もレクリエーション化してきたのか、サラっと流す特命コンビのつれない態度は笑えるし、それを受けて伊丹さん新技の「無視」も三浦・芹沢両名に潰される下りの「人間関係の変化」がリアル。
まあ、これだけ事件解決してくれば自ずと相互理解も深まって当然。何か仲良くなっちゃって若干物足りないけど微妙にマンネリをずらす脚本は相変わらず見事。
他にも、閣下の城の名が「アイアンハート(鉄の心臓)」だったり、髪型変えてエスパー伊東みたいに見える芹沢くんがずっと髪の毛弄ってたり、と細かい演出がいいなー。
後は、シーズン3でちょっと体重増加を心配してしまった体型が、鹿手袋さんとの別れと共にスッキリした美和子さんと亀山さんの関係修復をあっさりやらずに、徐々に徐々にって展開にして欲しいところ。何で別れる設定にしたの?と思われない様にw
とにかく期待を損なわないオープニングに大満足。久々にドラマが愉しみな冬になりそう。ところでOPのテーマ曲って「シーズン3」と同じままで行くのかな?再録音はしてる感じがするけど、毎回変えていくとばかり思ってたんで、ちょっと意外(個人的には「2」の曲が好き)。
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投稿者 UT : 16:19
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今日のapple
◆アップル、ビデオiPodと新型iMacを発表--動画配信に進出 (CNET Japan)
・video iPOD (apple)
・iMAC G5 (apple)
世間の予測と希望通り、といった感じの発表。まあ正直「革新」というより「つくべきものがついた」ヴァージョンアップ感の方が強いので、「iPOD nano」ほどのインパクトを感じないのは仕様がないか。
・FAQ:待望のビデオiPodと新型iMac、その特徴は? (CNET Japan)
・フォトレポート:アップル、待望の「ビデオiPod」と「新型iMac」を発表 (CNET Japan)
とは云え、PSPやGBMicroなどの小さい画面で映像を観る事に抵抗を覚える自分でも、ビデオiPODにはちょっと心が動いてしまうのは矢張りデザイン力の強みだなーと感心。公式サイトの商品写真はハメコミっぽいので、実際の画質を見てから考えるつもり。
iTMSでの動画販売は300円という事だけど、これは多分廃れるねw TSUTAYAで東芝EMI系(ホントこの会社は柔軟だ)ビデオクリップ集のDVD借りる値段と変わらない、っていうのはかなりネック。「デスパレートな妻たち」といった番組も今BSでやってるんで、放っといたらNHK総合で観られるし。「LOST」はちょっと気になってるんだけど、これもフジあたりが買うでしょ。
そして待望の「G5」iMAC。これで個人的にいつでも買い換え可能!そろそろ寿命のiMAC DVからデータバックアップしなくちゃ。
ただ「Photo Booth」はオマケレベルだし、記事にある様にリビング対応を狙ってる割には公式サイトの仕様を見ても映像「入力」端子が無いのが引っ掛かる。普通にMTV等から録画可能になったら、ビデオiPOD用の動画購入を妨げる恐れがあるって事かな。
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投稿者 UT : 10:18
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2005年10月12日
今日のTV
「24」シーズン2(サンテレビ)、3(関西テレビ)と「IGPX(朝日放送)」、「エンジェル・ハート(よみうりテレビ)」を観ました。
ちなみに「地獄少女(MBS)」は一方的なパワーバランスと現代設定が生々しいのがネックな気が。あと必殺、京極ファンの自分からするとちょっと中途半端なリスペクト。もう一話くらいは観るかも。「灼眼のシャナ(MBS)」は大味過ぎるのと、少年の性格がちと鬱陶しいので鑑賞終了。
◆24 -シーズン2-
■第2話「9:00〜10:00」■
ああ、何かファンがキム嫌いって云うの判ってきた気がするなーw まあこの予定調和を崩す足引っぱり感がリアルなのかも。
ジャックの潜入もなし崩しに成功してるみたいだし、いい感じ。
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◆24 -シーズン3-
■第7話〜第13話「19:00〜1:00」■
うーん。結局サラザール兄弟って使い捨てに終わってしまったのね。哀れ。でも忘れた頃にクローディアの弟がチェイスに復讐するとかも期待してたり。
とりあえず視聴者の期待に応える為か、ニーナの悪女振りがクローズアップされてて面白い。ウィルスのコードくらい軽く拷問すればいいのに、と思ったけど、元CTUだから意味無いと判断したんだろうか。女性だから、というのではリアリティに欠けるんだけど・・・。
あとシェリーとジャックは意外に気が合う気がする。あの手段を選ばない強引振りが。
正直キムとチェイスの恋模様には全く興味無いけど、それでもクロエの「赤子の父はチェイス」発言には驚いたw そんな無理して「引き」作らなくても・・・。
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◆IGPX
■第1話「輝きの時」■
「サクラ大戦」観た事無いんで、「しんちゃん」と「アウトロースター」以来の本郷みつる作品。
チーム内で軋轢があったりしても、アメリカ資本もあるからか、日本独特のジメジメ陰険展開にならずカラッとしてるのがまずいい。主人公が熱血バカでなく、むしろ煮え切らないオトボケ性格なのも新鮮。レース中は真剣になってもいいけど、普段はこのままの路線でいけばキャラが立ってくると思う。下手に挫折とかあって燃えキャラになるのは勘弁。
今回おおっ!とキたのは音楽。昔コールドカットと映像担当のHEXが好きだったんで「NinjaTune」レーベルのアーティスト参加は面白く嬉しい。スタッフの趣味か、これまたアメリカ市場用なのかは判らないけども。熱血な感じのOP等と違和感はあれど、サントラにちょっと食指が動くなー。
テンポもいいし、今んとこレースの背景とか説明は全く無いけど、それは追々という感じだし、アッサリして淡白な感じの3DCGの重量感とか迫力が出てくれば面白くなりそう。
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◆エンジェル・ハート
■第2話「香が帰ってきた」■
二話目にしていきなり作画・演出共ダウン。絵はまあ仕様がないとして、グラスハートが車の天井をナイフで貫くテンポが異常にのったりしてて、スペシャリスト感が得られなかったのが残念。まあ海坊主と遼の2ショットがあっただけで良しとするか。
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投稿者 UT : 18:02
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今日のIT
◆アップル、新型iPodを準備--年末商戦に投入へ(CNET Japan)
◆アップル第4四半期決算--iPod Nanoの販売、17日間で100万台突破 (CNET Japan)
このままだと「macのapple」じゃなくなっちゃう恐れが・・・w 今回のイベントでも新型iPODが目玉だし。筐体でもう一度インパクトを!
◆Segwayが独自技術をライセンス提供 - ジャイロ搭載のエンタメロボット開発!? (MYCOM PC WEB)
何か通勤手段やパトロールにセグウェイが普及、ってのが非常に嘘臭いとゆーか精一杯なフォローに見える。それに比べてCNETの記事なんて、売り上げ低迷ってハッキリ書いてるし、ロボットの写真含めてちょっとした悪意を感じます。当初は「世紀の大発明」って喧伝されてたのにねぇ。
素人考えでアレですが、義足とか地震対策にこのジャイロ技術を導入出来ないものなのかな。
◆MicrosoftとRealが和解発表、音楽とゲームで提携 (ITmedia)
映画の予告編でQT、WMVなど複数選択肢があったら迷わずRealを選びます。ストリーミングのレスポンスは他社より段違いに快適。特にMac使ってる所為もあるけどWMPの重さと断線にはいつもイライラ。
多分ゲイツもそれを認識した上での提携だろうし、これを機会にshowtimeとかでもReal導入をお願いしたいところ。
投稿者 UT : 10:14
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2005年10月11日
今日のネタ
◆水牛男 (SoaR)
正義とナントカは紙一重。
「キン肉マン」は「七人の悪魔超人篇」からこの「夢の超人タッグ篇」までが自分ベスト。でもセメントスだけは勘弁な!(Aチームのコング調で)。
味方キャラが死んだり、第三勢力が台頭したり、と意外に先が読めない面白さが好きだった。
それにしても、元ネタを別マンガのキャラに置き換えるパロは勿論、このサイトは「もしも~だったら」の展開がいつも見事。
・反抗期 (SoaR)
◆高橋名人、NHK「ポップジャム」に出演――「スターソルジャー」のテーマを披露 (ITmedia)
民放の歌番組では有り得ないオファーが何気に凄いこの番組。BUCK-TICKやSoftBalletも出てたもんねぇ・・・。
◆CoverFlow、すごい! 本物のCDを選んでいる感覚。 (モノが好き!)
iTunesに登録したアルバムアートを、海外のアドレスルーターみたくオサレに表示。OS X(Tigerオンリー)しか対応せず、記事に書かれている様にインストール時に動作不良があるらしいのでご注意。ウチはお下がりのiMAC DVなのでパラパラ感がイマイチでした。でもオサレ。
・CoverFlow
◆あの映画・小説・ドラマ,etc.の結末が知りたい まとめブログ
2ちゃんのスレをコピペ。途中で観るの切ったドラマのおさらいに便利。
ちなみに先週から始まった「ER シーズン9」に再びハマったので(ロマノの左腕がヘリのローターで吹っ飛ぶとか、相変わらず「24」以上に先が読めない)、過去シーズンをおさらいしようと思ったけどナシ。
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ひっさびさにコンタクトを作りにいったら「左眼の角膜」が傷付き過ぎてムリ、とカツオ並みにメチャクチャ怒られました。なのでこれまた2年振りにメガネ作って点眼しながら1週間療養です。コンタクトユーザーの皆さん、定期検診は大事ですよーw
あー、滋賀の友人が失笑する様が浮かぶ・・・。
投稿者 UT : 18:54
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2005年10月10日
今日のネタ
◆山本耕史、土方歳三セリフ10倍に (yahoo!)
遂に三ヶ月を切った!後は演出が清水さんで無ければ・・・。三谷さんにして欲しかったけど映画で忙しいから完全に不可だもんねぇ。
10/15の土曜スタジオパークでも「新選組!」ファンの糸井重里と紹介してくれるそう。
◆鉛筆彫刻
【小人閑居シテ駄文記ス】さんから。ヌンチャクとゆーか、アニメ版「コブラ」のタートル号みたいな力作もあるけど、シンプルな「六重螺旋」が一番インパクト大。
◆僕と彼女 (pya!)※要Flash。ちょいツンデレ注意。
ハードボイルドやサスペンスものが好きな割りに、ラブコメも満更ではない私。洋画なら「ベスト・フレンズ・ウェディング」で草刈正雄が吹替してるのがベストです。
◆FORESTS FOREVER.※要Flash。音声注意。
柔らかな機械さんから。フジフィルムが協力した世界各地の「森」を美しい写真で紹介したサイト。Flashが有意義に使われていて、森林浴でもしている様なヒーリング感も覚える。
・Color Fields Colr Pickr※ついでに写真を使ったFlashをおもトピさん経由で紹介。
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本日は平井堅の新曲「POP STAR」を聴くたび浮かぶ、「おねえちゃん警報発令。」という素敵なコピーがアタマから離れなくて困ってます。
投稿者 UT : 19:06
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2005年10月09日
交響詩篇エウレカセブン 第25話

大地を幾本もの杭が貫く痛みの森の中、少年が迷い込んだのは白日夢か世界の果てか。
小さな箱庭で、魂を奪われた女と緩やかな時を過ごす男との対話は、向かうべき指針を少年に差し示す。
何は無くとも古川登志夫の独壇場。大野木メソッド溢れる演劇的な台詞回しと、不穏さと暖かみの境界線を繊細なバランスで保った声を満喫出来た回。
・予告編ギャラリー(MBS)
・Showtime(前週分まで一話のみ無料動画配信)
・感想用テンプレ
■ワールズ・エンド・ガーデン■
霧立ち込めるパイルバンカーの森を彷徨うレントンの身体は、少しだけ大きくなった様に見える。勿論精神面の成長がそれに追いつく速度は遅く、無計画故の行き倒れは相変わらず。
助けられたレントンが目覚めた後の空は霧が晴れ、恐ろしい程青く澄み切っているし、現実離れした様に見えるウィルのキャラクターなどが、「本当に彼等は存在していたのか」と疑ってしまう様な危うい感覚を醸し出す。
時折挟み込まれるホランド達のシーンとの対比が非現実感を助長し、旅人が異空間に迷い込む昔話の如く幻惑的な展開だった。
個人的に「庭」といえばイギリス、と浮かんでしまう単純な発想をしてしまうのだが、今回の土地や家屋はそれを意図してか英国風。兵士だったウィルの戦場もロンドンに似ている。
そして今回の、どこか寓話的な展開も英文学の名作「不思議の国のアリス」の1エピソードの様に思えた。
下手をすれば彼も狂気に囚われているのでは、と思えるウィルだが、パイルバンカーを容易に倒す不思議な行動は神秘的で、自然との共生や大事な人への愛を穏やかにレントンに語る彼の言葉は真理を突き、マーサへの献身的な優しさは暖かい。
ただ、それはビームス夫妻の様な、理想的な愛のカタチとは素直に受け取れない不穏さもある。
戦時下で知り合った二人には、愛を育むだけの時間は無かったのではないか。ウィルの行動は戦争行為の贖罪だったのかもしれないし、マーサも身寄りを失った為、同行せざるを得なかったともとれる。
何より、深い愛情があれば病の発症は無かったのでは、と考えるのは残酷だろうか。
無論、彼らだけで既に深く通じ合っているのかもしれない。だが果たしてウィルは誰にも入り込む隙間の無い箱庭で自己満足の現実逃避をしているのか、ヴォダラクの様に何かを悟り超越したのかは最後まで明確に解釈する事は出来ないのだ。
しかし、自分の尺度だけで彼に哀れみを抱いたり、狂気を見い出すのは、レントンや視聴者の「偏見」になるのだろう。その辺りを曖昧にしたぼかし加減が絶妙だったと思う。
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今回は小出しにされてきた「絶望病」がモチーフだが、植物状態の病人の様に緩慢な呼吸をする症状が新たに描かれる。
レントンが耐え切れなくなるくらいのゆっくりなそれは、ウィルが云う様に死を遠ざける意味を持つのだろうか。だとすればそれはコーラリアンがもたらす、新たな共生のカタチなのかもしれない。
ちなみに痴呆症を連想する介護シーンが、ウィルの超然とした雰囲気の所為で看護疲れ等の陰鬱な雰囲気が無かったのは僅かな救いだった。
未だその発症原因が何ひとつ語られないこの病だが、ウィルの回想では故郷を見せて上げると云われたマーサの希望に同調し、始めは輝いていたコンパク〜が数々のトラブルによって徐々に光を失っていく様が描かれている。
ただ果たしてコンパク〜が「落ち込み」の助長効果をもたらすのか、希望を吸い尽くしてしまうのかはハッキリしていない。マーサが病に倒れた直接的な原因は、大地に突き刺さるパイルバンカーを視た所為とも思えるシーンがあったり曖昧なままだ。あの現象は動けないコーラリアンの「呼吸」が精神的に弱っていたマーサの心を全て吸い尽くしてしまったという事だろうか。
そう考えると、やはり人間とコーラリアンは共生せざるを得ないのではないか。人はトラパーで精神を高揚させ、コーラリアンはその「喜び」を吸収する。しかし、その摂取は無作為(人間の呼吸が場所を選ばない様に)な為、落ち込んでいる人間にとっては過剰になり、絶望病に至ってしまうのでは、等と考えてしまう。
絶望病患者は自分の魂の抜け殻として、コンパク〜を見つめ続けるのか。戦争や災害で倒壊した家屋の前で佇む人々の様に、奪われたものを追憶しているのかもしれない。
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一方、ウィルの存在感の所為で今回はオマケ的な印象しかないホランドだが、レントンの荷物を奪ったホームレスにそれなりの制裁を与え、ビームス夫妻の出向も知る展開に。
ホランドの回想では、チャールズの語りかける爽快な声が徐々に暗く危険なものになっていく演出が深い因縁を感じさせる(見慣れぬキャラはハップの兄?)。
ビームス達と州軍の包囲網も徐々に月光号を追い詰めて行く様だ。
「想い」や「対決」など、各人の様々な思惑が詰まった再会と戦いの時は着々と近付きつつあり、自ずとシーズンフィナーレへの期待が高まる。
次回タイトルは、未だamazonで1000位台をキープするオアシスの傑作から。
「朝顔」がアイテムとして出て来るのかもしれないが、予告からは、意外に早く再会するレントンとエウレカが、朝焼けの中で眺める光景を象徴している様に見える。
またはアネモネみたく、朝顔の名を持った新キャラ登場だったりして。まあシーズン終わりなんで可能性はあるけど。・・・「ダチュラ」とか?
ところでレイがキツネなのは判るけど、チャールズはゴリラでホランドはシベリアンハスキーな気がする・・・。
・交響詩篇エウレカセブン 第24話
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投稿者 UT : 11:52
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2005年10月08日
BLOOD+ 第1話

◆BLOOD+ 公式サイト
「BLOOD THE LAST VAMPIRE」から五年。沖縄を舞台に、人の血肉を喰らう「翼手」とそれを刀で斬り倒す少女・小夜の死闘が再び始まる。
これまで何度も創られてきた「吸血鬼」ものに挑むかの様に、ゴシックな耽美・陰鬱さを極力拝し、筋運びやキャラクターにも余計な「エゴ」や「湿気」を感じさせないスピーディな展開がまずまずの第一話。
あと、何となく映画「ロング・キス・グッドナイト」を思わせる作りが好みだったりする。「トータル・リコール」でもいいけど。
・予告編ライブラリー (MBS)
・AII※本編無料視聴可。
■ファーストキス■
正直、予告の段階では期待していなかった作品。
まず、既に20年近く前から「吸血鬼ハンターD」などで描かれて来た、手垢のついた「吸血鬼」ものである点。
しかも敵キャラである「翼手」はありふれたモンスターデザインで、人間を襲い喰うという知性の欠けたベタな設定。エヴァの「使徒」の様な神秘感や得体の知れなさも無い、古臭い雑魚キャラの様な敵では、観ている側の感情移入が一方的になってしまう。
更に主人公が純粋な「吸血鬼」である故の「仲間殺し」への悲哀を誘う素性も、先述の「D」や「ブレイド」「ヘルシング」などで既に見受けられるし、背後に潜む巨大な「謎」や「組織」といった「Xファイル」「ミレニアム」的陰謀もそろそろ食傷気味だ。
「BLOOD+」は、そうしたマイナスイメージの堆積からスタートしなければならない作品であり、したがって自ずと観る目も厳しめになってしまった。
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だが実際始まってみると、そういった先入観を全て心得た上で、手堅く展開している様に見える演出に感心する。
ヘリ登場シーンに「地獄の黙示録」っぽいな、と思ったら本当にベトナム人が出てくる冒頭から「吸血鬼」ものらしからぬ場面設定だし、彼らを老若男女問わず「ハつ墓村」の如く血しぶきを上げて惨殺する口唇の特徴的な少女は劇場版「BLOOD~」の小夜そのもの。映画では明かされなかった彼女のバックボーンか?と思える掴みは成功だろう(実際はパラレルなのかもしれないが)。
映画での小夜は「オリジナル」の吸血鬼?という設定だったが、このオープニングで背後に翼手達を従えた彼女は正に「闇の女王」の如き禍々しい存在の様。
この後の本編では、小夜は一年以上前の記憶を失くし、「組織」から宮城家に預けられて監視下に置かれていると語られるが、その記憶喪失が人為的、または事故によるものかは今後次第か。
ただ映画を観ている所為で、そこでのパートナー・デヴィッドが出てきたりすると、どうしても繋がりを妄想してしまう。
例えば、軍や組織がベトナムで翼手を率いる小夜を捕獲し、研究・教育、または交渉・脅迫する事で「ハンター」に仕立てた。そして映画での沖縄派遣の際、何らかの原因で記憶を失い(吸血鬼の力が暴走とか)現在に至る、とか。
あるいは冒頭のベトナム少女を殺したトラウマで記憶を封印した、などもあるかもだが、またいい具合で謎が開陳されそうで期待出来る。
少なくとも「エウレカセブン」なら2,3話は引っ張りそうな「真相」を、無駄なくテンポ良く視聴者に見せるスピード感が気持ちいい。
キャラクターもカイを始めとした宮城家はカラッとした雰囲気で好感が持てるし、デヴィッドも、もし映画と同じくかつての仲間なら、小夜を見つめる眼差しに切なくも見える感情を匂わせる。
小夜の親友・香里の同性愛を思わせるじゃれつき加減も、高校生らしいリアルさがあるが、これは吸血鬼が男女問わず惹きつける魅力を持つ事を暗示しているのかもしれない。彼女はかなり独占欲や嫉妬心が強そうなタイプなので、今後それを利用されるなどして、小夜にとって障害をもたらす予感がした。
他は病院で小夜を診る医師ジュリアも記憶の封印処理、または観察をしている監視役に思える。
そしてハジ。この手のキャラはナルシスト過ぎると鼻につくが、小夜を想い続ける一途さと頼もしさを感じる人物造形になっていて見事。片手がまるで翼手のそれにみえる奇形なのが、また因縁を予感させる(手塚治虫の「ウォビット」みたい)。
ちなみに小夜の回想ではハジの手の異常は見受けられなかったので、元は普通の人間で、彼女の為に「吸血鬼化」した副作用?があの手の形状なのかもしれない。
となると、今回学校を襲った翼手は人間の様な毛髪も見られるので、これまた映画では明かされなかった正体は、ベタに考えると「吸血鬼に咬まれた元人間」のなれの果て、というところか。
今回劇中で「マウス」と呼ばれていたところを見るとベトナムで捕獲されたサンプル、あるいはそれから人為的に創られた実験動物、なども予測出来る。
ただ今回は第一話なので、翼手も小夜の能力をプレゼンするやられキャラになるのは仕方無いが、今後の描写で作品の質が決定される筈だ。
例えば「BLEACH」の本誌連載では、最初は単なるモンスター然とした「虚」という敵が人間と同じ知性や容姿を獲得し、組織を築いている事で深みが増している。
おそらく「BLOOD+」でも、今後はそういった進化した翼手や別の存在が出てきそうな予感。でなければパワーバランスや正義の所在も偏ってしまう。第一、ルーティンでは一年保たないだろう。
狙う視聴者層を考えても、「化け物」だから殺しても構わない、というスタンスは無いだろうし、その辺りの複雑化を期待したいところ。
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監督の藤咲淳一は今回初めて名前を知ったが、タイトルが示す「血」の赤の補色となる鮮やかな沖縄の海や空のブルーや、夜の学校に浮かび上がる水飲み場の形が十字架に見えたりする画作り、そして「D」みたく血によって眼が紅く輝き覚醒する王道ぶりや、札束の入った封筒と弁当箱の対比、小夜と香里の足元が軽くぶつかる描写など、かなり好きな演出センスの持ち主の様で嬉しくなった。
後、ハジがチェリストという事で不安だった部分も見事に解消された。一部の方には判るかもしれないが、彼のモデルは若い頃の溝口肇に思えて、だったら音楽も溝口さんにすればいいのに、という勝手な願望があった。しかし劇中の古川展生のチェロ演奏は溝口さんに匹敵する程の音色。ここがクリアされた点でも高評価になってしまう。
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ちなみに、昨日プロモーション目的で劇場版「BLOOD~」を深夜放送していたので観直したのだが、矢張り面白くなかった。当時は「初のフルデジタルアニメ」と大仰に銘打って宣伝していたが、当然この2005年ではそれは意味の無い冠と化し、冒頭に書いた様な古臭い設定や内容をカバーしてくれない。
ハードに始まるかと期待させたのは幕開けだけで、以降は悲鳴と血しぶきの飛び交うベタなティーンホラーの様に薄っぺらなバトルに終始し、投げっぱなしのエンディングまで、どこを取っても改めて凡作との評価は変わらなかった。
まあ、「ジョジョ」第二部のワムウ戦の様に、小夜が自分の斬った翼手に己の血を滴らせ、死への痛みを和らげるシーンには、同志愛や悲哀も見て取れるのだが、それでも退屈な展開だった事に変わりは無い。
多分今作の所為で、当時脚本を書いていた神山健治が「攻殻~」を手がけると聞いた時もマイナスイメージしか浮かばなかったのだろう。監督の北久保弘之が「老人Z」「ジョジョ」OVAなどの盛り上がりに欠けた演出しか出来ないタイプなので、地味な脚本では更に中身の無い出来になってしまったのも作品の不幸だったと思える。
そんな意味でも今日の放送は、自分の中にあった全てのマイナス因子を吹き飛ばす見事な出来だったといえる。
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投稿者 UT : 20:10
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今日のネタ
◆ス●オ (秒刊SUNDAY)
結局全滅。
◆キリン 独自開発の段ボール 米の美術館に展示 (yahoo!)
ビールだけに形状移行に伴う製造コストはすぐ回収出来そうだし、こういう実用性が高い工業デザインを展示しようという主旨が面白い。
◆男性向け「アイロン掛け講習」が登場して話題に オーストリア (AZOZ)
ワインテイスティングを外せばもっとお安くなる気が。
ちなみに、なるべく形態安定シャツやナイロン地のものを買う様にしてる私ですが、無印で買ったコレは折り畳めるので結構オススメ。
◆スティーヴィー・ワンダーに視力回復の可能性が…… (海外ボツ!NEWS)
マイクロチップ移植により「輪郭認識」程度は出来る様になるとか。初めて視る光景からインスピレーションを得て、また新たな名曲が生まれる事を期待。
同じ様な話題では、盲目の女性が指先で触れるだけで色彩を感知する(超絶さん経由)なんてケースも。五感のひとつが塞がれる事で他の感覚が進化する、というのはよく聞く話。あ、「聖闘士聖矢」のシャカ思い出しちゃった・・・。
投稿者 UT : 12:00
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2005年10月07日
闇の中の光
◆シン・シティ 公式サイト ※要Flash。音声要注意。
汚れた街に炸裂する暴力と愛。鈴木清順を想起する、モノクロの中で輝く色彩を描いた最新のテクノロジーとクールな演出が産んだ極上のフィルム・ノワール。
自分の中で、アメコミ原作ものでは「ディック・トレイシー」、「バットマン リターンズ」 以来のヒット。
・「シン・シティ」超映画批評
・「シン・シティ」シカゴ発 映画の精神医学
小学生の頃、図書館で「マルタの鷹」や「長いお別れ」などを借りて読んでいた、ちょっと背伸びした(というか可愛くない)子供だった自分にとって、先日エントリーした「ストレンジ・デイズ」等の様に、「暴力」「悪」「裏切り」が渦巻く闇の中で登場人物がもがき、苦しみ、一筋の光を求めて戦う姿が繰り広げられるハードボイルドやノワールは常に心惹かれるジャンルだ。
この手の物語の登場人物は大抵生活も心も汚れていて、暴力を日常的にふるい、誰も信用しない。ただ、そんな最悪の環境の中で、ある事件や出逢いが契機となって、元々自分の中に眠っていた純粋な正義や愛情を揺り動かされる、という様な展開に強い魅力を覚えてしまう。
ただ、その結果、主人公達が悪役に振るう暴力を肯定せざるを得なくなっていくのだが。つまり自分は「暴力や殺人はいけない」とは明確に云えない。
しかし同時に、平和な日常を描いた、ほのぼのとしたストーリーに突如「闇」を持ち込まれると非常に不愉快になる人間でもある。例えばマンガ「人間交差点」、ドラマ「ひとつ屋根の下」等の暴行シーンは見るに耐えない。大事なものを汚される様な嫌悪と恐怖が襲ってくるからだ。
「シン・シティ」に登場する三人の男達は、各々が愛し、大事に想う人々がそういった「闇」に汚されそうになるのを、同じく「闇の力」を以って排除しようと命を懸ける。だから「暴力反対」を掲げる人々の眼には、彼らの行動は「どっちもどっち」に映るだろう。それは間違ってはいない。
ただ、「罪の街」でしか生きられない人々が懸命に足掻いて放つ生命力の輝きからは、どうしても顔を背けることは出来ない筈だ。
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今作で採用された「三つの物語」を時系列を入れ替えたオムニバス形式は、ロドリゲス監督は勿論、今回1シークエンスの演出で参加しているタランティーノもお得意な手法(「パルプ・フィクション」「フォー・ルームス」)。このやり方はもう一度観たくなる効果もあり、作品の謎や深みが増す。
とはいえ、今作での各ストーリーの関連性はそれ程重要ではなく、伏線をじっくり探さないといけないものではない。あくまでも登場人物がクロスオーヴァーする箇所を愉しむ程度のものだ。
日頃「謎」ものに凝っているタイプとしては少々物足りなかったが、それが作品のマイナスになる事はなかった。
それは、幾度車に撥ねられても平然と立ち上がる心優しきタフガイ、マーヴをはじめとした主人公達の「暴力と愛」がそんな深読みなど吹き飛ばしてしまうからだ。
ちなみにそのマーヴ役である、小さい頃好きだったミッキー・ロークが醜い特殊メイクを施して現れたのには当初面食らった。何故わざわざこの役を?と(かつて「ジョニー・ハンサム」でのロークも醜男メイクをしていたが、後半は整形した、という設定で美しい素顔を見せていた)。
しかしその疑問は、彼の物語を追う内に解消する。プロの娼婦ですら相手にしてくれない醜い顔への負い目から頑強な肉体を造り上げたのだろうマーヴの心は、不思議とそのコンプレックスの所為で捻じ曲がる事も無く、少年の様に純粋で、しかも所作や仕草からは意外にもセクシーさが漂ってくる。
一晩だけ自分と寝た娼婦ゴールディの為に奔走する彼に、ゴールディの妹や仲間の娼婦達が協力していくのは仇打ちの想いは勿論、この魅力に惹かれたからに他ならない。
なるほど、単なる醜男を配役したのではこの演出は無理だっただろう。唯一メイクしていないロークの眼差しは深く澄んでいるし、タバコを吸う指先の色気は往年のままだ。これらロークの持つ生来のセクシーさを醜男の強靭な肉体に埋め込む事で、マーヴのキャラクターとストーリーは今作随一のものになった。
まあ個人的には、ゴールディが「天使」と思える要素は短いベッドシーンだけでは感じられなかったりと違和感や不満が無くもなかったが。
そもそも彼女は自分の身を守るボディガードを求めてマーヴに近付いてきたのだろうし、女性経験が少ない(または皆無の)マーヴにとっては枕を共にしてくれるだけでも嬉しかった為、入れ上げてしまった様にも見える。
ただ、マーヴ本人からすれば私(観客)になぞ判って貰う必要は無いのだろう。
とことん自分を追い詰めていく不器用で哀れで、そして純粋に優しいマーヴがゴールディに愛を感じて、命を懸けられたのならそれでいい(とはいえ「娼婦」である事に少々ショックを受けていた箇所もあって、そこが可愛らしくもある)。そう感情移入できる程、彼は魅力的だった。
ちなみに他ストーリーの主役といえば、ドワイト(クライブ・オーウェン)は何かヒーローを気取っている勘違いした宇梶剛士に見えたり、元カノ・ゲインとの熱いキスの後、「車を用意しろ!」と決めるシーンはルー大柴みたいで(要するに濃ゆい)思わず吹き出してしまったw
ただ実力自体は本物だったし、彼のキャラの弱さは最強の殺人兵器ミホ(デヴォン青木)やジャッキー・ボーイ(ベニチオ・デル・トロ)がオイシクカバーしてくれたので、話が中だるみする事も無く、一番安心して観られたパートだったと思う。
ところでドワイトは結局元カノとより戻すの?ウェイトレスどーすんの?と思ったりもしたが、劇中でお互いに「ずっと愛している、でも自分のものにはならない」と云っているので、くされ縁というか、同士の様な関係で続編にも繋がっていきそう。
そして大トリ、ハーティガン刑事(ブルース・ウィリス)は余裕の渋さ。矢張りこの人に期待を裏切られた事は無い。「こちらブルームーン探偵社」からのファンとしては嬉しい限り。
難を云えば、60~68歳の老人には見えなかったし、各話では最も哀しい結末を迎えたキャラだったけれど、個人的に「ダイ・ハード」時代からこの人の「地面へ仰向けに転がって銃を撃つ」シーンが好きだったので、今作でそれが観られて大満足だからチャラという事でw
この「所詮個人は組織に勝てない」というバッドエンディングでいいのか、という後味の悪さは、ジョシュ・ハートネットの何かが感情から欠落した様な殺し屋が、かろうじて仁義を感じさせる小さなカタルシスで締めてくれるお陰で薄めてくれるし、ホビットを思わせる軽快な動きの恐るべきサイコキラーを演じたイライジャ・ウッドも含め、これほど俳優が映画の完成度を高めた映画は無いのでは、と思えるキャスティングだった。
これだけで「シン・シティ」は傑作になったといえるだろう。
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原作のフランク・ミラー(今作でも教会の司祭役でカメオ出演)は、少年が麻薬組織の幹部、というこれまたダーティな設定な「ロボコップ2」の脚本でしか知らなかったが、小池一夫 みたいな陰影と死生観溢れる作風にすっかりヤラレてしまった。
すでに決定している「シン・シティ」の続編やバットマンのコミック2作が非常に愉しみだ。
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投稿者 UT : 19:36
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今日のIT
◆イグ・ノーベル栄養賞にドクター・中松氏 (asahi.com)
「バウリンガル」で日本人が受賞した時に初めて存在を知った賞が疑惑のフロッピーの祖、中松氏に。
この裏ノーベル賞、他にも対熊用プロテクトスーツとかバーコード頭の父祖とかあって面白すぎる。こーゆーの大好き。
・イグ・ノーベル賞とは? (wikipedia)
・ドクター中松 公式サイト※ナカマッツ氏の「KEY ME GA YAW」に吹いた。
◆骨の次は肉? ミツミ電機「肉伝導マイク」 (ITmedia)
開発者が奈良の人の所為か、「NAM」が「南無~」とかかってるネーミングセンスが何か好き。皮膚の表面を伝って音をキャッチするって事は、顔がパンパンに太ってて「骨伝導」がイマイチな人でもオッケーってこと?
ただ個人的に「肉」って漢字キライなんで、ちょっと・・・。昔から「肉筆」とか「朱肉」って単語に生理的嫌悪感を覚えるとゆーか・・・w まあ「にくでんどう」って響きはユーモラスなんだけど。
◆NTTドコモ、音楽分野で巻き返し 「iPod携帯」開発へ (CNET Japan)
どこのメーカーがモトローラと業務提携するのかと思いきや、なるほど、ドコモは出遅れてたもんね。妥当な落としどころ。auだと自分とこの「着うたフル」と喰い合っちゃうし。
余談ですが、未だにドコモのPHS(既に事業撤退)を使ってる私んとこには、毎月「FOMAに乗り換えろDM」が来ます。各種変更作業がめんどいので「番号ポータビリティ」制を待ってるんですけど・・・。これ待ちしよーかな。
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投稿者 UT : 10:58
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2005年10月06日
今日のネタ
◆バナナは最適! (pya!)
じゃあひとつ下さい。
◆ジョジョパロ三連発 (Gamer's High)
・じょるのカンタービレ
・ピューと吹く!ブチャー
・「『ドキン』しっかりと撮れただろーな! 今のヤツらの生命にしがみつく必死の形相を!」
朝目新聞さん経由で。全部の元ネタを好きっていう自分の嗜好は珍しい?コレの「2」にもヤラレタ。
◆タメ、タメアルよ! (ザ・ガーベージ・コレクション)※要Flash。音声注意。
・中国語版ドラえもん
・中国語版天才バカボン
おもトピさん経由で。正に私の為にあるようなネタ。ちなみに中国人が「〜アルよ」と云うのは「サイボーグ009」の張々湖とかアラレちゃんの摘さん一家みたくマンガだけかと思ったら、本当の話だったのにビックリ。
投稿者 UT : 08:35
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2005年10月05日
今日のIT
◆ソニーのHDビデオ タイムマシン性能3倍に 8チャンネル3週間 (CNET Japan)
約一ヶ月遡って番組が観られる!新番組の「第一話」をよく見逃す自分にはピッタリ。
そろそろVHSデッキもイカれ始めたし、アリかなー。あと関係無いけど、この記事書いてる人の「漢数字」へのこだわりが個人的に面白かった。
◆Appleが来週「スペシャルイベント」——大型発表か? (ITmedia)
「One more thing(もう1つ)……」と思わせぶりなコピーが自ずと期待させる。本命はビデオ対応iPODらしいけど、久々にMacintoshの新しい機種とかも期待。mac miniが今イチだったんで、そろそろデザイン的にも驚きたいところ。
・招待状画像 (The road ahead)※何かデヴィッド・リンチぽくていい。
[おまけ]
◆第1回 エンタ!検定 (日経エンタテインメント!)※いきなりスタートなので注意。
制限時間は30分でエンタ五科目をチェック。苦手な地理ネタに大苦戦しました。結果は以下。
+++ 第1回 エンタ!検定 成績発表 +++
あなたの総合得点は74点 全国平均 60点
全国順位(10月5日 13時現在)
1333位(15115人中)
−−ジャンル別得点表 −−−−−−−−−−−−−−−
0_________10__________20点
映画 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
テレビ■■■■■■■■■■■■■■■
音楽 ■■■■■■■■■■■■■■
書籍 ■■■■■■■■■■■■
芸能 ■■■■■■■■■■■■■■
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−−講評−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あなたは「エンタの玄人」
あなたは忙しい仕事や勉学のかたわら、世間の流行情報チェックを怠らない努力家に違いありません。すべてのジャンルにおいて偏りなく平均的に知っています。仲間内ではすべての会話についていけるムードメーカーとして活躍できるでしょう。次は1つのジャンルを深めてみてはいかがでしょうか。解答の傾向としては、特に「海外」ネタに詳しいですね。
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15分で終了。検索せず勢いで終わらせた方が面白いかも。まあまあの結果で満足。映画や海外ネタは「Premire」とか読んでる効果なのかなー。
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投稿者 UT : 12:51
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野生の花
◆Sheryl Crow [Wildflower]※試聴可。要iTunes。
シェリル・クロウ2年振りの新作。エイミー・マンや井上陽水の「氷の世界」の様な懐かしさを覚えるアコギメインのアレンジと、メロウな曲調が心地よいアルバム。
・[Good Is Good] ビデオクリップ (boards) ※アルバムジャケットをそのままビジュアル化。花鳥風月な横移動の変遷に惹き込まれる。要QuickTime。
エリック・クラプトンと付き合ってた頃、ケバケバしいロッカーな雰囲気になってしまってちょっと離れてたが、今回は好きだったデビュー時の路線に戻った感じ。
都会で洗練された女性が久々に故郷に戻ってきて、懐かしい風景を眺めながら軽く唄ってみる、といった様な。
1.I Know Why
人によってはウェットになりそうな曲調だが、ヴォーカルの透明度が高く、澄んでいるのでスッと耳に入ってくる。
2.Perfect Lie
壮大なサビのバックに流れるスライドギターが気持ちいい。
3.Good is Good
2と同じ路線のロッカバラードだが、シングル曲だけあって力強い。間奏後にドラムが消えてアコギだけでサビを唄い、再び盛り上げていく王道のアレンジがツボ。
4.Chances Are
タブラを面白い違和感でフィーチャー。淡々と抑揚なく紡がれるメロディが、荒野で風に揺られる野生の花の様で儚い。
5.Wildflower
アルバムタイトルチューン。段々転調していくアコギでつま弾くバラード。独り言の様にささやく声が寂しげで聴き入ってしまう。
6.Lifetimes
ドラムの音処理が印象的なソフトロック。
7.Letter to God
6と同じ路線。コーラスがきっちり揃えたものでなく、アバウトな揺れ具合になっていて好き。
8.Live it Up
今作唯一のアッパーチューン。ギターのカッティングとドラムの跳ね具合が軽快でサビの突き抜けが爽快。
ラストのぶっきらぼうなファルセットと唐突なエンディングが格好良い。
9.I Don't Wanna Know
曲タイトルを繰り返すサビがシンプル。
10.Always On Your Side
別れた恋人を回想し、語りかける様な唄い方に、どことなく寂しさと切なさを覚える曲。
11.Where Has All the Love Gone
混声コーラスとキーボード、ピアノ、スライドギターのバランスが絶妙なラスト曲。淡々と収束していく様がアルバム全体を象徴している。
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投稿者 UT : 12:35
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2005年10月04日
今日のIT
◆ドコモ“指輪”型携帯電話 (ITmedia)
「骨伝導」と「指パチ」技術の結晶。ますますスパイグッズ化してるのが面白い。誘拐されても大丈夫?
ただ個人的に「腕が疲れる」のを解消して欲しいんだけど、耳栓型じゃ駄目なんだろーか。
でも昔イヤホンマイク流行った時、突然隣で喋り出されるとビックリしたっけ。やっぱ「電話をしている」っていうパフォーマンスしてないと怖いかな。
◆Netscapeブラウザ、復権なるか--HP、新型PCへのバンドルを発表 (CNET Japan)
FirefoxがベースだったらFirefoxを使うんじゃないの?と素朴な疑問。やっぱNetscape6が重過ぎてフリーズが多かったのがネスケ衰退の大きな要因だった気がする。
それにしても何故ネスケ? HPの社長とタイム・ワーナーの社長が幼馴染みとかいうベタな理由なら素敵。
[おまけ]
・乙葉先生の「今日のひとこと」 (沖縄だより)※なんかリアル。
投稿者 UT : 13:05
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今日のTV
 | ここからハマった |
遅まきながら「24 -TWENTY FOUR- シーズン2(サンテレビ)」と「エンジェル・ハート(よみうりテレビ)」を観ました。
◆24 -TWENTY FOUR- シーズン2
てっきり「シーズン1」かと思ってたんで、慌てて前ストーリーをネットで補完。何とかついていってる状態。
正直前シーズンを観てない所為か、全体的に地味でダラダラしている感がずっとつきまとう。話題の画面分割も、それほど必要性があると思えないシーンがちらほら(ジャックが大統領と電話で話すとことか)
登場キャラの性格付けも地味というか、それほど魅力的にも思えなかったし・・・。
ジャックも最高機密であるテロ情報を簡単に電話で娘に伝えようとする独善ぶり。しかもそれを誰も止めないシーンも引っ掛かった。いくら彼が妻を殺されて同情してるとしても、「それはそれ」じゃないのかな〜、と。
ただ後半、司法取引した証人をジャックが射殺して(これもメチャクチャだ)「えぇぇぇぇぇぇ!?」となったところで急速に盛り上がったのにはヤラれた。正に「一体どうする気なんだ!?」とガッチリ心を掴まれた単純な私w
DV男の家庭でシッターになってしまったキムや妹婿がテロリストと繋がっているかもしれないケイトなど、男運?の無さそうな女性陣が可哀想だけど、今後その状況を打破する展開にもなりそうで愉しみ。
そんな訳で、来週から関西テレビで連続放映する「シーズン3」と併せてチェック決定。
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◆エンジェル・ハート
何と云っても「神谷明」。「もっこり〜♥」でノスタルジアにウルっと来て、香の死に瀕して「生きてくれ!」と叫ぶ姿に落涙してしまった。北条司のマンガって昔から結構泣いてしまう・・・(「ネコまんま おかわり!」とか)。
一方、香の声は性格設定の所為か年月の所為かちょっとしっくり来なかったけど、過去篇でハンマー持ってきたら調子も戻りそう。次週は玄田さんの海坊主も聴けそうだし、つくづく「シティーハンター」が好きだったんだなーと気付く。
「エンジェル〜」の原作は連載当初は読んでたけど、あまりにも「シティー〜」とパラレルになり過ぎた設定とか、ちょっとお涙頂戴系になってしまった気がしたんでバンチ購入中止と共に離れてたけど、また読み始めようかな。
とりあえず、一番懸念してた音楽がサックスや打ち込みが渋いテイストでかなり良かったんで安心。作画も驚く程クオリティ高いし、これは本気な作り。なので、こちらも鑑賞続行決定。
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投稿者 UT : 12:08
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2005年10月03日
藤子が好き 赤塚も好き
 | 判りづらい? |
おかげさまで「30万ヒット」を達成する運びとなりました。ありがとうございますー!
[9月MVP]
・nanoなのだ
先月からイラストを導入したんですが、文章書きに煮詰まった時の気分転換になって、いー感じです。
特に絵と云えば「iPOD nano」発表の効果に驚きました。ネタ絵の「バカボンのパパ」を思いがけず気に入って貰えたのか、色んな方々からリンクを貼って頂いたりして、9月だけで15万行きました。パパありがとー!
今後もIT、ネタ、アニメ、映画、マンガとサブカルに偏ったラインナップですが、どうぞご贔屓に。ぺこり。
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投稿者 UT : 12:57
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今日のネタ
◆「古畑任三郎」松嶋菜々子で完結 (Yahoo!)
これで「新選組!!」「THE有頂天ホテル」と、三谷尽くしな新春が決定!
延べ10年かー。三夜連続というのが嬉しいやら寂しいやら。正直、松嶋さんは演技力があるタイプには見えないけれど、かつての鈴木京香みたく、三谷脚本で新しい魅力が出てくる事を期待。
これで好きな現役刑事ドラマは「相棒」だけになっちゃった。
◆東京タワー、100mから女性の名とハートの垂れ幕 (Yahoo!)
久々に微笑ましいオバカ男登場。ハゲデブおチビさんな容姿をテレビで観たけど・・・「31歳」ではないなw
ちなみに垂れ幕には「朋ちゃん♥」と書いてあったそーな。
◆ライブドア、「アルジャジーラ」と契約 (CNET Japan)
着眼点が「らしい」けど、あそこはテロリストの声明とかダイレクトに「映像ソース」が貰えるみたいなんで、そういった映像配信が無いのはイタイかも。まぁ、翻訳だけしてやるから、日本の放送コードに触れそうな映像観たければ公式に行け、という事か。
◆秘密なヤツらをリアルイラスト化! (デイリーポータルZ)
小学生時代、学級文庫に置いてた「ひみつシリーズ」を紹介。イラストは「動物のひみつ」のファーストインパクトが凄い。でも、もーちょいリアルの方が良かったかも。
担当のヨシダプロさんは他記事もオススメ。
・僕のクラスのデスノート 第1部
・僕のクラスのデスノート 第2部
投稿者 UT : 10:03
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2005年10月02日
交響詩篇エウレカセブン 第24話

もし、普通の、どこにでもいる少年だったら。もし、彼女より先に出逢えていたら。
楽園から離れ、少年は再び空に舞う。逃げるのではなく彼女を救い、己の運命に挑む為に。
「嘘だと言ってよ、バーニィ」を想起する「残酷な現実」。最後までレントンを想うビームス夫妻に涙腺が緩む。
スタッフが「殺人への禁忌」描写も思い出してくれたみたいだしw レントンの選択やホランドの復活への兆しなど、今シーズンのベストエピソードにノミネート!
・予告編ギャラリー(MBS)
・Showtime(前週分まで一話のみ無料動画配信)
・感想用テンプレ
■パラダイス・ロスト■
チャールズ夫妻から、自分たちを両親のように思ってくれと言われるレントン。両親のいないレントンにとって、それは嬉しいことだった。だが、レントンがゲッコーステイトのメンバーだと知ると、チャールズ夫妻の顔色が変わるのだった。
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大河ドラマや「スターウォーズ エピソード1〜3」などの「あらかじめ結末を知っている物語」で一番つらいのは、「悲劇の前の幸福」描写。今回は「新選組!」最終回直前の様な心痛がずっとつきまとうストーリーだった。
まず冒頭から養子縁組を切り出すビームス夫妻の照れ笑いと、レントンのいじらしい反応が早速切ない。
彼の食事だけ肉厚なステーキを用意する夫妻の優しさや三人の名前をプリントしたマグカップ(主婦趣味が多そうなレイの手作り?)などが、これでもかこれでもかと悲劇の前奏を重ねてくるのに非常に困った。Aパートが終わったらチャンネル変えようかと思ったくらいw
「パパとママと呼んでくれ」と云われて戸惑ったり(まあ、男の子はやめといた方が・・・)、チャールズのムサイキャンペーンな胸毛と体臭に頬桜色のレントンの様子で、改めて彼が両親からの愛を渇望していた事が良く判る。
逆に夫妻が子を求める背景は、視聴者の想像に任せるのか描写が無く少々物足りないが、過去に子供がいたならフォトスタンドなどを映しそうなので、授かりにくい体質だったのだろうか。
次に「敵」として再会する時、そして恐らく夫妻の死にレントンが瀕する時に語られるのかもしれない。
Bパートでは、パークレイヴでの出逢いで気付いていたと思えた「サーストン」「ゲッコーステイト」に関わるレントンの正体を知った後、夫妻の態度が豹変し、残酷な拒絶があるのではとヒヤヒヤしたが(監督がエヴァ好きなだけに)、レントンに岩山を覆うトラパーの滝を見せてやる下りで彼らの優しさや想いが本物だと判り安心した。
以前「食べる為の戦い」を身を以て示した様に、「人を殺す」事への純粋な疑問をあざとい言葉ではなく、KLFとの戦闘でギリギリまで追い込む事でレントンの生存本能を揺り起こし、「生きる為」という、またひとつの回答を示すチャールズ。
操縦桿を握りかけたレントンを止めた彼の大きな手の平の感触は、幾ばくかのものを残した筈だ。
そんな行動とスキンシップで子供を導く理想の大人だからこそ、「自由」と「自分勝手」は違う。「自由」には責務と覚悟が伴う、といった箴言も心に響いてくる。
別れの時、部屋に一礼し、策謀で自分に近付いたと嘯くレイとチャールズに感謝を述べるレントンの姿は、居場所をなくして逃げ出したあの時とは違う。その欲しかった居場所を捨ててまでも、彼は自らに偽らず、決めた事を貫こうとする決意に漲っている。
この、月光号を飛び出したシチュエーションとは似て非なる描写が、一連の「対比」でもっとも素晴らしいものだった。
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一方、停滞するゲッコーステイトの日常も、今回で一応の底辺を迎えた模様。
これ以上沈む事が出来なければ、ゆっくりでもまた浮上するしかない。いくらミーシャが突き放しても、タルホが体当たりでぶつかっても、結局ホランドが復活するのに必要だったのは、己と折り合いをつける「時間」だったのがリアル。
これまでずっと「待つ」と云い続けたハップ。流石、幼馴染みは伊達ではなかったか。
ビームス側の暖かい食事と対比的に描かれる「冷めたラーメン」の前で呆けるジャージーエウレカには、愛する者を失い、遺品を身に付けたり、当人の行動をトレースする事で喪失感を埋めようとする症例を思い出し、ギジェットで無くても痛々しさを感じてしまう。ただ、矢張り彼女も、最後は自分の力で気持ちを整理していかなければならない。
たまたまレントンの求めていた暖かいものでは無かったが、遠巻きにエウレカを眺めるゲッコー〜メンバーからは、一通り人生を経過した上での優しさが、放任・個人主義に透かして見えた。
ホント、愛し方は千差万別なものです。
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と、転換期を迎え、そろそろシーズンフィナーレな展開。
ノルブ師もようやくお目見えな予感なので、サードシーズンでは彼(彼女?)がメインキャラとして入ってくるのかもしれない。
ただ、ミーシャの報告やチャールズの質問を通して、改めてニルヴァーシュとアミタドライヴ、レントンとエウレカの密接な関係の必然性を視聴者にアピールしているところから、そう簡単に二人の再会はさせなさそうな予感。当分は次週予告の少年に厄介になるなど、流浪の旅を続け、フィナーレでエウレカが「レントン!」とスカブ窟のヴィジョンと同じ笑顔で叫んで終わり、という感じかも。
ちなみに次回タイトルはいとうせいこうの著作から引用している模様。
大分筋運びも復調してきたので、後は、このままちゃんと「殺人への禁忌」を丁寧に描写してくれる様祈りたいところ。今回やっと描いたのは、レントンが嫌な記憶から逃避していた所為、と思い込んでおいて上げますw
復活と云うより、ようやく第二次性徴を終えたホランドの活躍に期待しつつ、「続く」!
・交響詩篇エウレカセブン 第23話
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投稿者 UT : 23:59
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2005年10月01日
死体と花嫁
◆ジャンプ the REVOLUTION!
和月信宏久々の読み切り「エンバーミング -DEAD BODY and BRIDE-」。十九世紀のいつか、世にはびこる人造人間(フランケンシュタイン)の破壊を請け負う「身元不明の男性死体」を意味する名を持ち、自らも人造人間であるジョン=ドゥ。その相棒リトル・ロゼのダークストーリー。
とりあえず「ジョン=ドゥ」と聞いて映画「セブン」と、女性死体を「ジェーン=ドゥ」と云うと知った谷田一郎のサイトが浮かんでしまった。
■エンバーミング -DEAD BODY and BRIDE-■
「武装錬金」の錬金術に続き、今作のテーマはこれまたヒトの禁忌である「人造人間」。ただしフラスコから造り出す人工生命である「武装〜」のホムンクルスとは異なり、今作の人造人間は死体のパーツを繋ぎ合わせ蘇生させるという点でタブー感とダーク度が強い。そして非常に自分好み。
もっとも読み切りである現時点では「一度死んだ者を蘇らせる」事は「原罪」、といった暗部は見えてこないので、連載をする際、ここをキッチリ設定しておけば人造人間達の悲哀や、生者からの差別による残酷さ等が出て来て深みが増しそう。
ちなみに「フランケンシュタイン」とはそもそも「人造人間」を表す言葉ではなく、それを創造したヴィクター・フランケンシュタイン博士の名前である、というお約束な箇所は、今回はあえて「人造人間」にその名をルビとしてふる事で押し通している。劇中設定では最初の人造人間の誕生から150年後、という設定なので、その間に人口に膾炙したというところか。
一部では「怪物くん」のフランケンとか、こういう「意訳」行為に目くじらを立てる人もいるらしいが、まあボイコットも元は人名だったし(トリビア仕込み)個人的には納得がいくのでスルー。
ただ多分作者は抗議受けそう。「武装〜」連載時も「これはハガレンのパクリだ!」とか投書するイタイ人もいたくらいだし。またコミックスのライナーノーツで愚痴ってくれそうでちょっと愉しみw
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とにかく今作は、冒頭から轟く雷鳴と共に主人公であるフランケンシュタイン(以下F)、ジョン=ドゥが登場するところから不穏。右目は白濁し、手の平と胴体には十字架を思わせる腑分けの傷跡。傲慢で喧嘩っ早い性格は「るろうに剣心」の左之助っぽい。しょっぱなから倒されるシャム双生児の様に体を縫い合わされたF警官もハッタリが効いていて掴みはバッチリ。
そして雷に怯えるサイドキック(相棒)のリトル・ロゼも名前はフランス風(またはドイツ?)なのに格好は「はいからさんが通る」みたいな日本の明治女学生スタイル(日仏ハーフ?)。更に一人称が「ボク」で「メガネ」という少々狙い処が判らないのも興味深いw
ちなみに彼女が「ヴィクター」を「ヴィクトル」と発音するのは、実在したフランケンシュタイン氏がドイツの北ババリアの領主だった事から来ているのだろうか。
街を支配する人造人間とその造物主「死体卿」の殺害を、少女マリゴールドが二人に依頼するという流れは少年誌の読み切りっぽくて平凡だが、その死体卿が登場し、彼が座る玉座に据え付けられた切断された少女の両足、それがマリゴールドのものだと判る「ボクシングヘレナ」な辺りから、徐々に和月流の「毒素」が漏れ出してくるのがいい。
勿論、苦しむ街の住民を救ってくれ、という「綺麗」なお題目より、シンプルに自分の恨みを晴らしてくれと云え!と、少女に厳しくも誠実さを以て迫るジョン=ドゥの「熱さ」なども健在。
その直後に襲撃してきた人造人間を瞬殺するカットも、スプラッタながら正にダークヒーロー然として格好良く見得が決まっている。
こういう作者の資質が迷い無く構成されるのを見て、改めて和月信宏の敵は「少年誌コード」だったんだな、と納得してしまう。規制と戦いながら描いていくのもプロだけれど、向き不向きは当然ある。己の志向を100%を発揮出来なかった結果が「武装〜」の打ち切りな訳だし。
今後はもう少年誌を離れて、この路線で再び進んでいった方が妥当な気がする。
ただ難を云えば、後半のバトルが読み切りだからかアッサリし過ぎ、ジョン=ドゥの必殺技(?)も血液の瞬間噴射を表現したいのか、眼に見えない描写になっている所為で判りづらい。ここはもっとジョジョ3部の「クロスファイアーハリケーン」みたく、十字架フォルムを強調するなどハッタリを効かせても良かったのでは。
死体卿の性格もいかにも小悪党の雑魚キャラになっているし、どうも「武装〜」同様、敵キャラのパーソナリティがおざなりなのが最近の欠点に思える。
とはいえ、その後が子供騙しな「ハッピーエンド」にならないひねくれ具合は依然変わらない。例えばタイトルの「エンバーミング」(個人的に三原ミツカズの傑作マンガが浮かぶ)。通常は「死体の修繕」や「死化粧」の意味で使われる単語だが、てっきり取り返した「両脚」を死んだマリゴールドに戻してやる、という流れになるのかと思っていた。シンプルに人造人間を象徴する言葉だった模様。
まあ、最近「誰も死なない」マンガが多い中、彼女を蘇生する様な事はせず、ちゃんと「死なせてやる」ジョン=ドゥの行動からは、一度「死」を知った男の優しさが伝わってくるので良しという感じ。
そして伏線は丁寧に散りばめてあったが、全てが終わった後、執事が死体卿と内通していた事実や、リトル・ロゼの正体がある「組織」のお目付役である事が判明する展開に唸る。
善人に見えた人間に裏の顔が暴かれる衝撃。しかもそれが単純な悪と割り切れない匙加減が上手い。
確かに執事が主人公達を裏切り、死体卿と通じていたのは「悪」かもしれないが、彼のマリゴールドに対する忠実な姿勢や蘇生の願い、人造人間の破壊依頼などはあながち芝居とも思えない。無力な人間が彼女を守り、生き延びていく手段はそれしか無かった、と受け取れる。
しかし、そんな彼も何の救いも無く淡々と始末されてしまうが、それを遂行したリトル・ロゼも、前半、これまたマリゴールドへ見せた気遣いや優しさは生来のものである筈だ。
こういう単純ではない「人間の二面性」描写のバランスが優れた、変な云い回しだが「いい感じで後味の悪い」バッドエンド具合が個人的に非常にツボ。
タイトルの「死体と花嫁」の語意が、ジョン=ドゥが死体を集めて自分の花嫁を作るという目的と共に、リトル・ロゼが組織の命で「一生を添い遂げる花嫁」の様にジョン=ドゥを監視しているから、と二重に判るオチも効いていたし、冬の「武装錬金ピリオド」以降、是非とも連載して欲しいと素直に思えるいいエンディングだった。
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そんな訳で矢張り、メアリー・シェリーの小説との関連を含めて、今後を妄想してしまいたくなる。
とりあえず、今後、善人か悪人か狂人か判らない、クセのあるリトル・ロゼが、彼に対してどんな感情を抱いていくのか。二人の関係はどう変わっていくのか。そしてジョン=ドゥの封印された「記憶」と「目的」は一体?など色々期待させられる。
彼の「目的」については、例えば小説には「自分の伴侶となり得る異性を一人造るようにヴィクターへ要求するが拒否された」という記述もある。これはジョン=ドゥの望みと一致する様にも思える。「ヘルシング」のアーカードの様に、彼こそオリジナルの「フランケンシュタインの怪物」だった、という、定番設定だとしたら、彼はその為に北極から帰ってきたのだろうか。
しかしラストではリトル・ロゼが「組織」から彼の「本来の目的を隠し通せ」と命令されているので、「花嫁」獲得は偽りに刷り込まれたもので、実は生き延びていた「造物主」の殺害や、またはその子孫が組織を運営している、などの事実が出て来るかもしれない。
また、同じく小説では、殺人鬼の精神異常者の脳を使った為に虐殺を行った、という、とりあえず納得のいく設定になっているが、今作での人造人間達はジョン=ドゥを含め、皆手術の影響か、デフォルトで「殺人」の禁忌が無い模様。まあ読み切りなんで、そこに逡巡とか入れると停滞するし、しょうがないかもしれないが。連載になれば出てきそうなテーマではある。
とにかく、「〜剣心」と異なり、「武装〜」では中途半端だった「不殺」を止め、再び「アイディンティティーの獲得」と「生と死」に取り組み始めた和月信宏。
力強く、迷いの無い和月節の帰還を大いに期待しながら、来年を待ちたい。
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■その他ひとくち感想■
結局は「赤マルジャンプ」などと同じく、客寄せ用のベテラン作品で保険かけて新人プレゼンするコンセプトは同じ、表紙もポスターだけの為にデスノのキラを表紙にしたりと保守路線なので、実はあまり「革命」感は無いw
○Luck Stealer -ラックスティーラー-○
今回購入したもうひとつの目的。久々に「マインドアサシン」的な世界が帰ってきた。この作者も人間の陰陽を描くのが得意だと思う。連載した場合、変なバトルものにせず淡々と依頼をこなしていく展開にして欲しい。
○天球儀○
小林泰三の短編ユーモアSFみたいで面白い。制限時間が設けられたおかげでテンポもいい。冒頭は「幽遊白書」かと思って一瞬嫌な予感したけどいい意味で裏切られた。多分意識的に引用した気がする。
○いちご100%番外編 ~京都初恋物語~○
本編最終話に繋がるエピソード。パンツ無くてもフツーに描けるじゃないのw 内場くんのキャラがいい感じで主人公ととてもお似合いな設定が安心して読める。本編は好きでも嫌いでも無いけど、こーゆー正統派のラブコメで行けばいいのに。
○キャディーガール○
瞳孔開きっぱなしの主人公がいいなー。マサルさん系で女の子っていうのは意外に新鮮。女子プロゴルフブームに便乗したっぽい加減も何か好き。
○マジシャンズ ジャッジメント○
オノマトペがジョジョっぽい。制裁の仕方もビーティーな感じ。
○World 4u○
「世にも奇妙な物語」とか「アウターゾーン」路線て何年かに一回でローテーションするんだなー。ストーリーテラーのキャラが立ってないのと、一人だけ安全圏な澄まし顔が気に喰わないw
○ANGEL AGENT○
絵柄は萌え受けしそうだけど用語や設定が何か古いし、盛り上げもイマイチ。女の子が意味無く脱がされたりするのもセクハラチックで気持ちがいいものじゃない。やっぱ「女好き」な男キャラって難しいんだなー、と実感。まず「男」として格好いい!とか認められないとダメみたい。
そんな意味で「ルパン三世」や「シティーハンター」は改めて名作だ。
他は最後まで読みきるだけの魅力を感じず。
まー、今回は損はしてないけど、次回からは和月新連載とか、今回みたく「ベテランレベルを4人」じゃないと買わないかも。
もーちょいホントに「革命」を目指して欲しかったなー。
≪ 続きを隠しても隠さなくても
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